メキシコで有名な観光スポットといえば、マヤ文明の遺跡チチェン・イッツァです。
詳しくは知らなくても、このピラミッド見たことある!という方も多いのではないでしょうか?
メキシコに行くならぜひとも見たいチチェン・イッツァの行き方、ツアー参加時の内容、注意点をご紹介します!
※この記事は2024年6月時点のレート、1MXN=約9円、1ユーロ=約170円で計算しています。
◆メキシコのその他の記事はこちら!
目次
1.ツアーの料金・予約方法
私たちが予約したツアーは、カンクンから出発して、バジャドリド観光・ビュッフェランチ・セノーテ遊泳をした後、チチェンイッツァに行くという盛りだくさんのツアーでした。
料金は1人39.24ユーロ(約6,671円)で、Get your guideというツアー予約サービスから予約しました。
料金に含まれるもの
- 移動用バス
- ガイド
- 昼食
- テキーラの試飲
料金に含まれないもの
- チチェンイッツァの入場料(39ドル)
- セノーテのライフジャケット(8.5ドル)※セノーテに入る場合は必須
- 昼食のドリンク
- ガイドへのチップ
◆私達が実際予約したツアーはこちら!
2.個人で行く場合
個人で行く場合は、メキシコのバス会社ADO(アデオ)がカンクン⇔チチェン・イッツァのバスを運行しています。
バスの予約は簡単で、ネットからバス検索・予約をすることができます。
■ADO公式サイト
https://www.ado.com.mx/
※基本的にメキシコ国外から利用することはできません。日本で予約したい場合はVPNが必要です。
しかしこのバス、本数が少ないので使い勝手が悪い上に、料金も高いです…
【料金】
414MXN(約3,726円)
【運行頻度】
行き…8:45発のみ
帰り…16:00発のみ
【所要時間】
約4時間
お金に余裕があれば、ツアーのほうが断然コスパが良いです!
3.ツアー詳細
3-1.ピックアップ
ホテルピックアップではなく、集合場所に自力で行くスタイルでした。
朝9:00に指定された場所に集合し、40人ほど乗れる大きめの観光バスに乗り込みました。
バスに乗った後、チチェン・イッツァ入場料(39ドル)とセノーテ遊泳のためのライフジャケット代(8.5ドル)を支払います。
クレジットカードでも支払い可能でした。
3-2.バジャドリド
バスに乗り込んで1時間ほどで、バジャドリドの街に着きます。
ここはコロニアル建築の建物が立ち並ぶ、非常に可愛らしい街です。
巨大な修道院や教会、スペイン風の広場など見どころのある街なのですが…
私達のときはゲリラ豪雨のような大雨で、自由時間が設けられてもほとんど皆バス車内に残っていました笑
3-3.レストラン・セノーテ
バジャドリドを後にして、1時間ほどバスで走るとレストランに着きます。
ここで昼食とセノーテ遊泳の時間になります。
セノーテとは半地下形式の美しい池で、ユカタン半島に多く存在する名所でもあります。
ライフジャケットを着れば、セノーテにプカプカ浮いて楽しむことができます。
セノーテは自然にできたものなので、虫や魚などがたくさんいます。
そういった自然をダイレクトに感じられるのも魅力の1つですね。
昼食はビュッフェ形式で、ユカタン半島の名物料理やタコスが並んでいました。
また、テキーラの試飲もすることができ、5種類ほどのテキーラを試させていただきました。
どれもとても美味しかったです。
テキーラは街のお土産屋さんで買うとかなり高いので、意外とこういう場所で買うほうがオトクなのかもしれません。
3-4.チチェンイッツァ
バスで1時間半ほど走ると、今回のツアー最大の目玉であるチチェン・イッツァに着きます。
ツアーの最初にバス車内でチチェン・イッツァの入場料を払っていますので、ガイドさんがチケットの準備をしてくれます。
もしカメラを使って写真を撮りたい場合は、別途カメラ代60MXN(約720円)が必要になります。
遺跡エリアで中心にある一番大きなピラミッドが「エル・カスティーヨ」です。
マヤの最高神であるククルカンが祀られている神殿で、チチェン・イッツァといえばこれ!というピラミッドです。
このピラミッドは年に2回「ククルカンの降臨」と呼ばれる日があります。
春分の日と秋分の日に、まるで蛇のような影がピラミッドに映り、台座にある蛇の頭と合体するのです。
(ククルカンは蛇の神様)
ちなみに、このあたりはもともと、上流市民や宗教関係者が住むような都市だったそうで、チチェン・イッツァは都市の名前だったそうです。
そのため、チチェン・イッツァの遺跡は実はかなり広大で、全て回ろうと思うと約3時間もかかります。
残念ながらツアーでは1時間半ほどの自由時間しかないため、ここは見る!という場所を決めて行く必要があります。
4.注意点
4-1.別途かかる費用が多い
私達が参加したツアーに限らず、どのツアーを見ても別途かかる費用が多いです。
- チチェン・イッツァの入場料(39ドル)
- セノーテのライフジャケット(8.5ドル)
- 昼食のドリンク
- ガイドへのチップ
ツアー料金に含まれていないものをしっかり確認して、必要な分の現金は一応用意しておきましょう!
4-2.スケジュールがやや忙しない
カンクンからチチェン・イッツァまでは車で約4時間の距離です。
ただでさえ移動時間が長いのに、バジャドリドやセノーテなど盛りだくさんのスケジュールですので、1つあたりの自由時間は短めになっています。
(他のツアー会社でも同様だと思います)
もし心ゆくまでチチェン・イッツァを堪能したい!という場合には、個人でバスで行ったほうが良さそうです。
4-3.帰りの時間がかなり遅くなる
私達が参加したツアーでは、カンクンに21:30頃に着きました。
過密なスケジュールかつ、カンクン周辺の道路は夕方〜夜に混み合うようですので、思っていたよりも帰りが遅くなります。
これはどのツアー会社でもあまり変わらないと思いますので、帰りの時間が遅くなる心構えを持って予約してください。
5.まとめ
マヤ文明の遺跡チチェン・イッツァや、神秘的な洞窟池セノーテ、ユカタン半島名物料理など、盛りだくさんなツアーでした。
その分少し忙しなかったですが、ユカタン半島の名所を効率的に回れたので大満足でした。
メキシコ旅行の日程に余裕がない方はぜひ検討してみてください。