トルコのアンタルヤに1ヶ月滞在していました。
滞在期間中、アンタルヤ中心部から公共交通機関で簡単に行けるデイトリップ先をいくつか見つけたのでご紹介します。
行き方、見どころ、料金等すべて記載しています。
アンタルヤで暇な時間がある場合は、ぜひご覧ください。
この記事は2023年12月時点のレート、1リラ=約5円で計算しています。
トルコはインフレ率が高く、1ヶ月で値段が変わることもあります。
インフレを加味して為替レートも動くため、円建ての金額は大きく変わることは少ないです。
料金等はトルコリラの金額ではなく、円金額を参考にしてください。
目次
1.トゥネクテペ(山)
①基本情報
アンタルヤは街の外側を山で囲まれていますが、その中でも西方に位置する海沿いの山です。
標高599,57mと低めの山ですが、山のてっぺんから見る景色は絶景です。
山々に囲まれ、海とのコントラストが美しいアンタルヤ市内、水平線まで見える障害物のない海、そしてトルコやギリシャ特有の岩がちな山々…
どれもとても美しいです。
山の頂上まではケーブルカーで10分強です。
頂上にはジェラート屋さん、カフェ、レストラン、トイレなどがあります。
交通費以外にかかるお金はケーブルカーのみですが、この料金がかなり強気な値段設定なので、お金に余裕がある場合はぜひ行ってみてください。
ケーブルカー利用料
436.71リラ(約2,402円)
※トルコ人は75リラ…つらい
営業時間
10:00〜18:00
※月曜休み
②行き方
トゥネクテペはアンタルヤ市内からバスで一本で行けます。
KL08やVS18等のバスに乗り、30分強で着きます。
運賃:18リラ(約90円)
所要時間:約30分
クレジットカードのタッチ決済:可能
アンタルヤカードのタッチ決済:可能
現金決済:不可
上記以外にもトゥネクテペへ向かうバスはいくつかあります。
Google mapやMoovitで検索可能ですので、ご自身の宿泊先から使いやすいバスを選択してください。
■トゥネクテペ最寄り停留所(行き帰り共通)
2.デューデンの滝
アンタルヤ中心部の北から海にかけて流れる滝です。
上流と下流に1箇所ずつあります。
上流の滝はアンタルヤ中心部から9kmほど北にあり、下流の滝は海沿いにあります。
①上流の滝の基本情報
上流の滝はこんな感じです。
迫力は少なめですが、青緑の水が美しい滝です。
下からも上からも滝を眺めることができます。
また、滝の裏側は洞窟になっており、裏から見る滝も綺麗です。
私が行ったのは12月ですが、ちょうど日本の秋頃と同じくらいの気温で、自然公園は秋の雰囲気で良い感じでした。(少し紅葉してる植物もありました)
遊歩道があったり、食事ができるようなテーブルが数多く設置されていたり…と、家族やカップルでゆっくり過ごす場所のようです。
また、上流の滝がある自然公園内には古代ローマ時代の遺跡も少しあります。
入場料
50リラ(約275円)
営業時間
不明
②上流の滝の行き方
アンタルヤ市内中心部からMK80Aというバス(バン)に乗って行くことができます。
バンのフロント部分に「80MK」と記載してあります。
見た目が全然バスではないのでご注意ください。
運賃:18リラ(約90円)
所要時間:約30分
クレジットカードのタッチ決済:可能
アンタルヤカードのタッチ決済:可能
現金決済:不可
一応、MK80A以外にもデューデンの滝(上流)へ向かうバスはいくつかあります。
Google mapやMoovitで検索可能ですので、ご自身の宿泊先から使いやすいバスを選択してください。
■デューデンの滝 最寄り停留所(行き)
■デューデンの滝 最寄り停留所(帰り)
③下流の滝の基本情報
下流の滝は上流の滝より水量が多く、迫力があります。
崖から海に流れていく滝は力強く、また崖と滝のコントラストが美しいです。
純粋に滝の美しさだけで比較すると、下流の滝の方に軍配が上がります。
下流の滝の周りはデューデン公園となっており、緑豊かな気持ちの良い場所です。
公園内にレストランや川床カフェもありますし、公園の付近にもカフェ等がたくさんあります。
上流の滝のようにテーブルまではないですが、ベンチはありますし、芝生なのでブルーシートのようなものを広げてピクニックしても気持ち良いかもしれません。
入場料
なし
営業時間
なし
④下流の滝の行き方
下流の滝は海沿いのMuratpaşa地区(ムラトパシャ)にあります。
アンタルヤ中心部からはLF09やLC07等のバスで一本で行けます。
運賃:18リラ(約90円)
所要時間:約40分
クレジットカードのタッチ決済:可能
アンタルヤカードのタッチ決済:可能
現金決済:不可
上記以外にもデューデンの滝(下流)へ向かうバスはいくつかあります。
Google mapやMoovitで検索可能ですので、ご自身の宿泊先から使いやすいバスを選択してください。
■デューデンの滝 最寄り停留所(行き)
■デューデンの滝 最寄り停留所(帰り)
⑤デューデンの滝まとめ
上流の滝は様々な角度から見る滝が美しいのと、古代ローマ時代の遺跡というちょっとした散策ができることがポイントです。
下流の滝は水量が多くて迫力があり、かつ海に流れていくため雄大な自然を感じられます。
どちらもアンタルヤ中心部からは1本で行けるのでアクセスしやすいです。
日程の都合上、どちらか片方のみ行くのであれば、景観・コスパの観点から下流の滝がおすすめです。
とはいえ、どちらもわざわざ時間を作ってまで行く場所ではありません。
(ゆっくりお散歩する場所のイメージ)
日程に余裕があれば行ってみてください。
3.サンドランド・LALAビーチ
①基本情報
アンタルヤ中心部から南東に位置する場所にある施設です。
LALAビーチの中にサンドランドが内包されているようなイメージです。
LALAビーチとは、泳ぐことができる公共ビーチで、隣接してBBQ施設もあります。
サンドランドは砂で作られた彫刻作品が並んでいる展示場です。
主に宇宙をテーマとした作品が展示されています。
サンドランドは結構小さく、作品も20個あるかないか、程度の規模感です。
サンドランド単体のために行くと、確実に時間が余りますので、LALAビーチやデューデンの滝(下流)とセットで訪れるとよいかと思います。
入場料
【サンドランド】
300リラ(約1,650円)
【LALAビーチ】
無料
営業時間
【サンドランド】
4〜5月…09:30〜19:00
5〜6月…09:30〜21:00
6〜11月…09:30〜23:00
【LALAビーチ】
不明
②行き方
サンドランド及びLALAビーチはアンタルヤ市内からバスで一本で行けます。
LALAビーチが終点になっているバスも多いため、LF09やLF10、GM24といった複数のバスがLALAビーチへ行きます。
運賃:18リラ(約90円)
所要時間:約50分
クレジットカードのタッチ決済:可能
アンタルヤカードのタッチ決済:可能
現金決済:不可
上記以外にもLALAビーチへ向かうバスはいくつかあります。
Google mapやMoovitで検索可能ですので、ご自身の宿泊先から使いやすいバスを選択してください。
4.まとめ
アンタルヤ市内から行けるデイトリップ先を4つご紹介しました。
今回ご紹介した場所はすべて「アンタルヤに行くならマストで訪れるべき!」という場所ではありません。
日程が余ったら、参考にしていただければと思います。
また、4つの中でのおすすめ順は下記のとおりです。
①トゥネクテペ
②デューデンの滝(下流)
③デューデンの滝(上流)
④サンドランド
素敵なアンタルヤライフをお過ごしください!
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