【昭和なリゾート】サランダの魅力・交通情報・グルメなどご紹介!

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アルバニア

アルバニア南部で拠点となる街、サランダのスポット・交通情報・グルメをご紹介します。

サランダはそこはかとなく「昭和っぽさ」の漂う、ゆったりとした良い街です。

また、付近で一番有名な観光スポット、ブルーアイへの行き方についても詳しく解説していますので、ローカルバスで回りたいという方は、ぜひご参照ください。

※この記事は2023/08時点のレート、1レク=1.6円で記載しています。

■その他のアルバニアの記事はこちら!

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1.おすすめ日数と滞在予算

1-1.おすすめ日数

サランダの街自体には観光スポットはほとんどありません。

そのため、周辺(ブルーアイ、ヒマラ)まで足を伸ばすかどうかで日数が変わってきます。

ちなみに、ジロカストラに行くこともできますが、私はジロカストラはあまりオススメしません。

街並みもそこまで特徴的ではなく、とにかく坂道が厳しすぎるため、デイトリップ先としては不向きだと思うからです。

吹き出し用_夫

どうしても石造りの街が見たければ、ベラトに行くのが良いと思います

①長期旅行者向け(ガッツリ観光派)

3泊4日(中2日)

ブルーアイにデイトリップで行く想定のスケジュールです。

日数内訳

1日目…サランダ街ブラ
2日目…サランダ海水浴
3日目…ブルーアイを見に行く
4日目…移動

②長距離旅行者向け(そこそこ観光派)

3泊4日(中2日)

こちらも、ブルーアイにデイトリップで行く想定のスケジュールです。

日数内訳

1日目…サランダ街ブラ
2日目…サランダ海水浴
3日目…ブルーアイを見に行く
4日目…移動

③短期旅行者向け

2泊3日(中1日)

ブルーアイは半日で済むので、ちょっと忙しないですが、海水浴も同日にやってしまいましょう。

日数内訳

1日目…サランダ街ブラ
2日目…ブルーアイを見に行く&海水浴
3日目…移動

予算イメージ

サランダの街はシーフードが有名です。
…が、日本と比べてそこまで安いわけではないので、節約派の方は基本自炊するのがオススメです。

ブルーアイの交通費は9.付近の街への移動方法をご覧ください。

※宿代は私たちが2人で宿泊したときの金額を÷2しています。

①長期旅行者向け(ガッツリ観光派)

約22,000円

予算内訳

宿代…6,750円
食費…7,500円
交通費…3,400円
観光費…85円(ブルーアイチケット)
雑費…4,000円

②長期旅行者向け(そこそこ観光派)

約17,000円

予算内訳

宿代…6,500円
食費…8,000円
交通費…1,500円
観光費…85円(ブルーアイチケット)
雑費…2,000円

③短期旅行者

約60,700円
※無料のビーチと有料のビーチがありますが、短期旅行者の場合は有料ビーチ(20ユーロほど)に行くことを想定しています。

予算内訳

宿代…30,000円
食費…20,000円
交通費…3,400円
観光費…3,285円(ブルーアイとビーチ)
雑費…4,000円

2.ベストシーズン・服装

サランダはに訪れないと意味がありません!

妻

海に入れない季節はサランダでやることはない…笑

海に入れる気温の7〜8月に訪れるのがオススメです。
服装の注意点は特にありませんが、日焼け止めや水着をお忘れなく!

■Youtubeでもご紹介しています

3.サランダで訪れるべき場所

3-1.ビーチ

アルバニア、サランダ

サランダに来たらビーチはマストです!
数多くのビーチがありますが、そのほとんどは有料で約20ユーロほどかかります。
…と言っても、無料と有料で水質にそこまで大きな違いがあるわけではありません
たった数百m離れている程度で、繋がっている海ですから。笑

パラソルがついてきたり、レストラン・バーが充実していたりと、便利な部分はあると思いますので、短期旅行者の方は有料のほうが良いかもしれません。

長期の方は無料ビーチの方が節約できて良いと思います。

<無料ビーチの設備>
・無料シャワーあり
・パラソルなし
・ロッカーなし
・飲み物は周辺で入手可能
・そこそこ綺麗な水質

■無料ビーチはこちら!

3-2.ブルーアイ

せっかくサランダまで来たなら、ブルーアイはぜひ行きましょう!

先に断っておくと「秘境」ではないです。
観光客がわんさかいて、遊泳禁止のマークを横目にバンバン飛び込んでいく…そんなスポットです。
それでもオススメしたいと思えるほど、綺麗な泉なのです。

他では見られないような濃紺・エメラルドブルーのコントラスト、透き通って地面まで見える水…
正直行くのは大変だったのですが、来てよかったと思いました。

■ブルーアイ

ブルーアイ個人旅行情報

<入場料金>
一人50レク
※ブルーアイがあるのは自然保護公園の中です。

<駐車料金>
3時間まで…200レク
4時間まで…300レク
8〜24時間…800レク
※レンタカーで行く場合

※ローカルバス情報は9−1.ブルーアイへ行く場合にてご紹介しています。

サランダ⇔ジロカストラの街を移動する途中で寄れる?

私たちが参考にしたサイトでは、「ジロカストラ⇔ブルーアイ⇔サランダはローカルバスで街を移動しつつ、簡単に行ける!」と書いてあり、実践したのですが…
はっきり言います、簡単じゃないです。

荷物が少ない人や、上級バックパッカーの人は簡単でしょうが、世界一周半年程度の私たちは結構しんどかったです。

何がしんどかったのか?
  • バスを降りたところからブルーアイまで2km歩く
  • 荷物を置いておける場所がない(あるって書いてあったけど、実際はない)
  • 帰りのバスの本数が少ないので、待ち時間が長い

実際できましたよ、できましたけど…
バックパックを公園の柵にパックセーフでくくりつけ、荷物が心配なので早歩きで2km行き帰りし、挙げ句バス停も何もないところで、真夏に2時間待ちって…到底、人にはオススメできないです!

加えて、ジロカストラにあまり魅力を感じなかった私たちとしては、サランダ発・サランダ着デイトリップを強くオススメします。

それでもやりたい!という人は9−1.ブルーアイへ行く場合の③までをご覧ください。

3-3.シーフードレストラン

アルバニア、サランダ

サランダと言えばシーフードです!
シーフードフライ、シーフードパスタ、シーフードピザ、シーフードリゾット…と目白押しです。
日本より断然安い!とは言えないのですが、美味しいので是非食べてみてください。

4.おすすめレストラン

4−1.Taverna Peshkatari 2

アルバニア、サランダ

安くて美味しいシーフードのお店です。
Airbnbで泊まった宿のおじいさんからオススメしてもらいました。

実際他のレストランのメニューも見ましたが、他店より安かったです。

おすすめメニューはミックスシーフード(1,200レク・約1,900円)です。
エビ・イカのフライがたくさん入った1品です。
味は…説明しなくてもわかりますよね。笑

アルバニア、サランダ

Taverna Peshkatari 2は2店舗目なので、近くに「Taverna Peshkatari」があります。

…が、2店舗目の方が綺麗でクーラーもついているので、こちらの方がオススメです。
(値段は若干1店舗目の方が安いですが、食事中にハチが飛んでくるので落ち着いて食べられませんでした。)

5.市内交通

サランダは小さな街なので、タクシー及び市バスは必要ありません。
すべて徒歩圏内です。

6.治安

治安はかなり良いと思います。

小さい子を連れて夜まで食事している家族も多く、人通りが多いので、女性一人で歩いていてもよっぽど問題ないと思います。
(もちろん推奨はしませんので、できるだけ早く帰ったほうが良いです。)

7.地域の色

アルバニア、サランダ

個人的にサランダの魅力は、そこはかとなく感じる「昭和のビーチ感」だと思います。

観光客はそこそこいるものの、なんとなく垢抜けきれていなくて、ちょっと古い感じがするのです。

全体的に「若者のビーチ」というよりは「家族でわいわいするビーチ」といった雰囲気で肩ひじ張らずに楽しむことができます。

7−1.人、コミュニケーション

全員が全員英語を話せるわけではありませんが、飲食店では英語を話せる人が多いです。

また、飲食店の店員さんは感じが良い人が多かった印象です。

ちなみに、飲食店のウェイターは高確率で子供でした。
サランダでは、子供もバリバリ働いています。

7−2.宗教

サランダに限らず、アルバニアではほとんど宗教を意識する機会はないと思いますが、実はアルバニアの半分以上の人がイスラム教徒です。

たまーにアザーン(礼拝の呼び掛け)が聞こえてくることもあります。

イスラム教徒というと「お酒だめ」「タバコだめ」「女性は肌、髪の露出だめ」…と厳しいイメージがあると思いますが、アルバニアではそういったことはありません。

飲食店に行けばお酒を飲めますし、ヒジャブをしている女性はあまりいません。
タバコを吸ってる人も見かけます。

そのため、あまり気にする必要はありませんが、モスクに入るようなときは、肌・髪の露出に気をつけましょう。

7−3.チップ

アルバニアではチップ文化はありません。
請求された金額通りに支払えば問題ありません。

7−4.歩行者交通事情

サランダにはあまり信号がありません。

歩行者が多いため、そんなにスピードを出してくる車は少ないですが、よく見て渡ってください。

車側がたいてい歩行者に譲ってくれます。

7-5.クレジットカードの普及

サランダではクレジットカードはかなり普及しています。

大半のレストラン、スーパー等ではクレジットカードで支払い可能です。

ただし、バス(バン)については現金のみの支払いとなります。

8.付近の街への移動方法

アルバニア、サランダ

サランダからはティラナ・ジロカストラ・ベラト・ヒマラ・ルシュニャ・ブロア・エルバサン・フィエルの街にローカルバスで行くことができます。
東欧だと荷物代が別途請求されるとの噂を聞いていましたが、荷物代はかかりませんでした。

★はTirana bus station発、無印はTrans Dea – Bus Station発です。
(ややこしいですが、サランダ内にあるTirana bus stationです)

行き先時刻表一人あたり料金
ティラナ5:00,6:30,8:30,9:30,10:45,14:00,22:002000レク(推測)
★ティラナ5:302000レク(推測)
ベラト8:00,14:301400レク
★ジロカストラ7:15,10:00,11:30,13:00,14:15400レク
ヒマラ10:30,13:00600レク
ブロア7:00,9:00?
フィエル12:30?
エルバサン11:30?
ルシュニャ10:25,11:00,15:00?

■Tirana bus station

アルバニア、サランダ
Tirana bus stationのティラナ⇔サランダの時刻表

■Trans Dea – Bus Station

■ティラナに行く場合はこちらをどうぞ!
【ティラナ】成長真っ盛り!アルバニアの首都の見どころ・グルメ・交通情報をご紹介

■ベラトに行く場合はこちらをどうぞ!
【千の窓の街】ジブリに出てきそうな街、ベラトの見どころ・グルメ・移動情報をご紹介

ヒマラが超おすすめ

サランダから約2時間ほどで行けるヒマラの街がとても良かったので、オススメします。
サランダよりずっと海が綺麗で、ゆったり度合いもサランダより上です。笑
ただ、ヒマラから直接行けるのは、ティラナ・ブロア・サランダのみですので、ベラトやジロカストラに行きたい場合は、サランダに一度戻る必要があります。

8−1.ブルーアイへ行く場合

アルバニア、サランダ

①サランダ→ブルーアイ

ブルーアイへ行く際は、サランダ→ジロカストラ行きのバスを利用します。
バスの運転手に「ブルーアイに行きたい」と伝えておきましょう。

<サランダ→ジロカストラ時刻表>
7:15,10:00,11:30,13:00,14:15

<料金>
一人400レク
※ジロカストラで降りても、ブルーアイで降りても料金は変わりません。

■ブルーアイバス乗り場

②ブルーアイ→サランダ

ブルーアイからサランダに戻る際は、ジロカストラ→サランダ行きのバスを利用します。
ジロカストラの時刻表に+1時間ほどすると、ブルーアイ発になりますが、交通状況により増減しますので、ジロカストラの時刻表+30分頃には待機しているのが無難です。
「Saranda」とバスの前面の窓にプレートが貼ってあります。

私たちはバスに乗ってからチケットを買いましたが、どうも他の乗客を見てると、事前に買っておく方法もあるようです…

<ジロカストラ→サランダ時刻表>
8:00,9:00,11:00,13:30,17:00
※上記のジロカストラ発時刻表に+1時間ほどでブルーアイに着きます。

<料金>
一人400レク

③ブルーアイ→ジロカストラ

オススメはしませんが、サランダからジロカストラに街移動する途中でブルーアイに寄る場合です。
(なぜオススメしないのかはサランダ⇔ジロカストラの街を移動する途中で寄れる?を御覧ください。)

サランダ→ジロカストラ行きのバスを利用します。
サランダ発の時刻表に+30分ほどすると、ブルーアイの時刻表になります。
交通状況により増減しますので、サランダ時刻表+15分ほどの時間には待機しておくことをオススメします。

<サランダ→ジロカストラ時刻表>
7:15,10:00,11:30,13:00,14:15
※上記のサランダ発時刻表に+30分ほどでブルーアイに着きます。

<料金>
一人400レク

9.まとめ

サランダは街の中にはあまり観光スポットが多くありませんが、ゆったりと過ごせるビーチがある、素敵な街です。
シーフードが美味しいので、グルメを堪能しつつ、海を眺めながらのんびりと過ごすことができます。

また、アルバニア南部では規模の大きい街ですので、各都市へ移動する際の拠点にもなる街です。
ぜひサランダでリラックスした時間を過ごしてみてください。

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