ハノイからホーチミンまで寝台バスで縦断してきました。
海外の寝台バスっていろいろ不安ですよね。トイレ休憩はちゃんとあるのかな?寝られるかな?など…
実際使った感想を交えながら、日本の夜行バスとの違いや注意ポイントをご紹介します。
目次
1.寝台バスを使ったルート
・ハノイ → ドンホイ(約10時間、40万VND) ・ホイアン → ニャチャン(約11時間、約130万VND) ・ニャチャン → ホーチミン(約10時間、約70万VND)
ホイアン〜ニャチャン間だけ明らかに高いのですが、これはベトナムの有名なツアー会社、シンツーリストを使ったためです。
「ベトナム バス」でネットで調べると必ず出てきますし、評判がいいのですが、私は特に良さを感じませんでした。
後の章で記載します。
2.チケットの買い方と購入時の注意点
バスのチケットの買い方として下記の3種類があります。
①ツアー会社のオフィスで直接買う
②ホテルのオーナーに手配してもらう
③Webで買う
それぞれ解説していきます。
①ツアー会社のオフィスで直接買う
一番思いつきやすい方法かなと思います。
ベトナムでは、街中であれば至るところにツアー会社がありますので、見つからなくて困る…ということはないかと思います。
歩いて探してもいいですが、GoogleMapで「Tour」「Travel」などのように検索するとツアー会社がわんさか表示されます笑
ちなみにツアー会社のオフィスで購入する場合は、たいてい出発場所もツアー会社のオフィスになりますが、出発場所・到着場所は必ず確認してください。
たまに全然別の場所が出発場所の可能性がありますし、全然市内じゃない場所に到着する可能性もあります。
ツアー会社のオフィスが出発場所の場合は、ホテルのチェックアウト後から夜行バスの時間まで、荷物を預かってもらえるかどうかも確認しましょう。
出発場所がツアー会社と別の場所でも、預かってもらえる可能性はあるので、下見に行って聞くことをオススメします。
なお、預ける際は鍵をつけることを忘れずに!(特に被害にあったことはないですが)
②ホテルのオーナーに手配してもらう
実はこれが最も簡単で確実な方法です。
特に手数料等も高くありません。(というか、手数料取っていないのでは?って金額です)
どのホテルでもたいてい、贔屓にしているツアー会社があります。
そして、ベトナムのホテルは口コミ命!!ですので、変なツアー会社を使いません。
自分で探すとその会社がまともな会社なのか自信が持てないと思いますが、
ホテルは多くのお客さんを斡旋しているので、まともな会社かどうかはしっかり判断しています。
また、ホテルで手配してもらう場合、たいていバスの時間まで荷物をホテルで預かってもらえます。
唯一のデメリットは、ホテルのオーナーがたいてい到着場所を詳しくは把握していない場合があることです。
とはいえ、私は変なところで降ろされた経験はありませんし、先述の口コミ命!ということからも、変なところに到着するバスはあまりないと思います。
③Webで買う
私達は試したことがないのですが、Webで買うこともできます。
12Goという会社はアジア全域をカバーしていて信頼度が高いと思います。
タイで12Goを使用しましたが、特に問題はなかったです。
事前に発券が必要かどうか、など注意して購入していただければと思います。
ちなみに、出発場所や到着場所はわかりやすく書かれています。
3.日本の夜行バスとの違い
まず結論から言うと、私はベトナムの寝台バスのほうがいいです!
<ベトナムバスの良いところ> ・座席ではなく簡易ベッドになっている ・運転手が居眠りしづらい環境になっている
<ベトナムバスの微妙なところ> ・途中でよるトイレが汚い ・乗客がうるさいことがある ・道が凸凹なので揺れる
日本の夜行バスと言えば、私が一番に思い浮かぶのは居眠り事故です。
ベトナムの寝台バスは運転手が何人かいて、交代で睡眠をとっています。
これが私にとって一番安心するポイントでした。
あと、日本の夜行バスは座る方式の席なので、朝起きると体がガチガチだと思いますが、
ベトナムの寝台バスは狭くても横になって寝れるので、日本の夜行バスより疲れが少ないです。
というか、ベトナムに限らずアジアは全体的に寝れる席になっているんですが、なぜ日本はあの体勢なんでしょうか…(バスの規格の問題?)
ちなみに、身長178cmの夫でも一応横になって寝れていました。
簡単なシートベルトがあるので、ある程度寝相が悪くても上段から転がり落ちることはたぶんないと思います。
4.ベトナム寝台バスの注意点
前章の<ベトナムバスの微妙なところ>で書いたことの補足になりますが、注意点は下記のとおりです。
①トイレ休憩について
トイレ休憩はだいたい3〜4時間に1回です。
汚いトイレなのは間違いないので諦めましょう。
バスの運転手がトイレに行く用のスリッパを出してくれることが大半ですので、それを使うことをおすすめします。
そして、間違いなくトイレットペーパーもないので持参する必要があります。
ちなみにトイレ休憩はガソリンスタンドみたいな場所がほとんどなので、軽食や飲み物などは購入できません。
②乗客がうるさい
ベトナムでは、バス内だろうがお構いなしで電話したり、イヤホンなしで動画を見たりします。
気になる方は耳栓を用意しましょう。
③日本のバスよりめちゃめちゃ揺れる
道が凸凹なことと、車線変更をしまくって高速で走るので、かなり揺れます。
一応酔い止めを持っていくことをおすすめします。
ただ、ゆっくりとした揺れでないためか、普段乗り物酔いする私でも、あまり車酔いしませんでした。
5.シンツーリストについて
ベトナムの旅行を調べていると必ず記事で目にする「シンツーリスト」ですが、正直私はそこまで良かったと思いませんでした。
シンツーリストは有名なツアー会社だからか、圧倒的に金額が高いです。
特に車両が新しいとか寝台が良いとかってわけでもありません。
なんなら別の会社を利用したときはバス内にトイレが付いていましたが、
シンツーリストのときはトイレがついていないだけでなく、人生最悪の汚さのトイレで、トイレ休憩がありました。
あと、別に英語がちゃんと話せるスタッフがいるってわけでもないんですよね…
話せるスタッフのときもあれば、話せないスタッフのときもあります。
要するに、特に良いところはなく普通のバスだったので、わざわざ高いお金を払って乗りたくないと思った、という感じです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外で夜行バスなんて不安…と思うかもしれませんが、しっかり準備していけば、日本の夜行バスより快適に過ごせます。
少しでもベトナム旅行する人のお役に立てば幸いです。
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