イタリア・バーリ⇔アルバニア・ドゥラスをフェリーで往復旅!乗船方法やフェリーの様子をご紹介!

※この記事にはプロモーションが含まれています。

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アルバニアイタリア

イタリアのバーリからフェリーに乗って、アルバニアのドゥラスへ行きました。
ドゥラスからバーリへ戻る際にもフェリーを利用しました。

2回フェリーを利用した経験をもとに、乗船方法やフェリー内の設備、注意点などをご紹介します。

※この記事は2024年1月時点のレート、1ユーロ=約160円で計算しています。

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1.フェリー旅基本情報

イタリア、アルバニア、フェリー

行きも帰りもGNV社のフェリーを利用しました。
車が何台も入るような大型のフェリーで、とても快適でした。

1−1.行程

<行き>
イタリア・バーリ 22:00出発
アルバニア・ドゥラス 翌朝8:30到着

<帰り>
アルバニア・ドゥラス 22:00出発
イタリア・バーリ 翌朝9:00到着

私達が利用した際は到着が遅れることはありませんでしたが、噂によると結構遅れる事が多いようです。

1−2.チケット代

チケット代はグレードによって異なります。
なお、レストラン、カフェ等の施設はどのチケットでも利用可能です。

私達が利用した2024年1月時点の価格を以下に記載しています。

個室なし

デッキシート…41ユーロ(約6,560円)
プルマンシート…41ユーロ(約6,560円)

※上記のチケットの場合は、各フロアにあるベンチ、またはスリーピングルームで過ごすことになります。
※一応プルマンシートがスリーピングルームのことだと思いますが、デッキシートをスタッフに見せたときにスリーピングルームで寝ても良いと言われました

個室(プライベートキャビン)

窓なし・2段ベッド…88.8ユーロ(約14,208円)
窓あり・2段ベッド…122.9ユーロ(約19,664円)
窓なし・4ベッド…88.8ユーロ(約14,208円)
窓あり・4ベッド…116.6ユーロ(約18,656円)

私達は窓なし・2段ベッドに泊まりました。

デッキチケットはおすすめ?

女性のみの旅行の場合はおすすめしません。

特に安全面で不安を感じることはありませんでしたが、やはりデッキチケットを買っているのは男性ばかりです。
女性のみの旅行だと、若干不安に思うと思います。

男性のみ、または男女の旅行の場合はデッキチケットもありだと思います。
ただし、やはり人によってはかなり寝づらいです。

ベッドより揺れを感じやすいこともあり、私は2時間ほど寝付けませんでした。
夜行バスよりは寝れたかな…というレベルです。

移動した翌日にガッツリ予定が入っている場合は個室のチケットの方が望ましいです。

1−3.購入方法

以下のサイトでフェリー会社及び金額を確認しました。
https://www.directferries.jp/

本当は上記のサイトでそのまま購入したかったのですが、チケットの種類選択のパートでなぜか選択できなかったため、直接GNV社のサイトからオンラインで購入しています。
https://www.gnv.it/en/ferries-destinations/albania/bari-durres

購入後はチケットの印刷が必要です。

2.フェリー内の様子

かなり広いフェリーであらゆる設備が整っていました。
乗客が立ち入りできるのは6〜9階です。
9階はスイートルームになっています。

各回にはスタッフが常駐しているので、困ったときは相談できます。

フェリー内にフリーWifiはありますが、15分しか使えないように制限されているので、実質無いと思ったほうが良いです。

出発後は少し揺れます。
私は車酔いしやすい方なのですが、アルバニア行きのときは酔わず、イタリア行きのときは酔いました。
体調による、といったところです。
(夫は全く酔わなかったです。)

不安な方は酔い止めを持参したほうが良いと思います。

2-1.睡眠場所

私達は2段ベッド・窓なしの個室とデッキシートのチケットを購入したので、その2つについて記載しています。

①2段ベッド・窓なしの個室

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ベッド・バスルーム以外は1畳ほどの広さの個室です。

以下の設備があります。

  • 2段ベッド
  • トイレ(トイレットペーパーあり)
  • シャワー(シャンプーあり)
  • 洗面台
  • バスタオル
  • ソケット(電源)
  • エアコン

広くはありませんが、清潔で快適なお部屋でした。

ベッドの寝心地も良く、夫婦ともに安眠できました。

イタリア、アルバニア、フェリー
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②デッキ

デッキエリアにはたくさんのベンチや机があります。

一部の机にはソケット(電源)もあり、充電可能になっています。

スリーピングルームはリクライニングチェアですが、デッキエリアのベンチは長椅子タイプなので、人目が気にならなければ横になりやすいです。

そのため、スリーピングルームではなく、このデッキエリアのベンチで夜を明かす人も多そうでした。
(ただし人の動きも多く、ライトが明るい)

③スリーピングルーム

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リクライニングチェアがたくさん並んでいる部屋です。

チェアの数に対して利用者が圧倒的に少ないので、リクライニングチェア4つを占領して横向きに寝てる人が多かったです。

部屋全体が暗く、比較的静かなので環境としては良いです。
しかし、横向きで寝てもリクライニングチェアがゴツゴツしているので、寝づらかったです。

2−2.食事処

①レストラン

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レストランではパスタやパエリア、ステーキやグリルフィッシュなどのご飯を食べることができます。

<金額例>
パスタやパエリア等の主食系…10〜16ユーロ
ステーキなどのメインディッシュ…25〜30ユーロ

※その他に前菜やソフトドリンク、アルコールなどがあります。

開店時間

20:30〜22:30

②セルフサービス

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こちらは食堂です。

お盆を持って食べたいメニューを指差しで選んで、お盆に乗せてもらいます。

<金額例>
前菜(ハムやチーズなど)…5〜8ユーロ
メインディッシュ(鶏・豚・魚・パスタ)…7〜10ユーロ
飲み物…3〜5ユーロ

イタリア、アルバニア、フェリー
開店時間

20:30〜22:30

③カフェテリア

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サンドイッチやケーキなどの軽食とドリンクがあります。
ピザもあるようですが、私達が行ったときには品切れでした。

<金額例>
飲み物…2〜5ユーロ

開店時間

不明

2−3.その他

①売店

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なぜか、おもちゃやブランド品などを取り扱う売店が入っています。
HARIBOなどのお菓子も一部置いています。

②トイレ

トイレは各フロアにあります。
トイレットペーパーも問題なくあります。

もともとは清掃が行き届いたトイレだったのですが、時間の経過とともに流されていないトイレが増えました…
(イタリアはトイレを流さない人がちょくちょくいる気がする)

トイレ側の不具合も要因としてあるようですが、不具合がないトイレでも流れていなかったり…
男女ともに同じ状況でした。

ちなみに、シャワーはありません。

3.乗船方法

3−1.イタリア・バーリ側

①チケット印刷

オンラインで購入してもフェリーチケットの印刷が必要になります。
ご注意ください。

②チェックイン

チェックインは下記の場所で行います。
その後移動もあるので、チェックインは乗船時間の4時間ほど前に済ませておくことをオススメします。

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チェックイン場所

チェックイン後は20分ごとに来る無料シャトルバスに乗って、下記の場所まで移動します。

このとき、シャトルバスの運転手さんは特にアナウンスしてくれないので、下記の場所に近いところで停車したら自分で気づいて降りる必要があります。

私達は乗り過ごして一番奥まで行ってしまいました。

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この建物の近くで降ります

建物の中に入ったら、インフォメーションカウンターのスタッフにチケットを見せて、乗船時間を確認しましょう。

後は乗船時間まで待機です。
ちなみに私達のときの乗船時間は19:30でした。

③荷物検査

乗船時間になるとアナウンスが入ります。
まずは荷物検査があります。

空港の荷物検査のような機械に通しますが、空港のときより格段にゆるいです。
水分の制限や密閉袋に入れたりする必要もありませんし、バッテリーをカバンから出す必要もありません。

ただ、持ってきたカバンをそのまま機械に通すだけです。

私達は1Lの水やバッテリー、パソコン、キッチンセットの包丁など持っていましたが、特に何も引っかかりませんでした。

④出国審査

荷物検査の後は出国審査になります。
このときの出国審査は、特に気になることもなく終わりました。

⑤乗船

出国審査後は歩いてGNV社のフェリーまで向かいます。(徒歩5分程度)
私達は運良く4人まで乗れるバンに乗せていってもらえました。

フェリーの近くまで行っても、ほぼ何も誘導がありません。
近くにいるスタッフに、自分からチケットを見せて行き先を聞きましょう。

ちなみにフェリーの乗り口は大きく右・左に分かれていて、右側の黄色いラインが歩行者用のラインです。

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フェリー内部までしばらく歩いていくと、エレベーターがあります。
そこにはスタッフの人がいるので、チケットを見せてエレベーターに乗せてもらいましょう。

エレベーターで上階(6〜9階)へ上がった後、個室チケットの場合はキーカウンターのスタッフにチケットを出して、キーを受け取ります。

デッキシートの場合はそのまま自分の寝る場所を探しに行きます。

⑥入国審査

翌朝船がつくと、アナウンスが入ります。

フェリーから降りる際は、乗船時の逆ルートを通っていきます。
…が、エレベーターは激混みなので、階段で3階まで降りていくことになります。

フェリーから出る際も誘導係は一切いないので、乗船時の記憶を頼りに下船します。

3−2.アルバニア・ドゥラス側

①チケット印刷

アルバニアから乗る際も、チケットの印刷が必要です。

②チェックイン

アルバニア側は下記の場所でチェックインをします。
チェックインは乗船時間の3時間前まで済ませましょう。

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チェックイン後は同じ建物の中で乗船時間まで待機します。

乗船時間になるとアナウンスが入るので、列に並び、チケット確認をしてもらいます。
ちなみに、私達のときの乗船時間は19:30でした。

③荷物検査

チケット確認後は荷物検査があります。
荷物検査用の機械にカバンを通すだけです。

こちらも水分等の制限や、バッテリー類をカバンから出したりする必要はありません。

④出国審査

荷物検査後は出国審査があります。
この出国審査が結構時間がかかります。

私達の審査時は早かったのですが、他の人(アルバニア人?)が結構いろいろ質問されていて、長くかかっているようでした。

⑤乗船

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出国審査後は乗船です。

建物からフェリーまで少し距離があるので、誘導係でもいるのかと思いきや…ここにも誘導係や案内板などは一切ありません。

車に気をつけて、自分でフェリーまで向かいます。

フェリーの近くまで行くとスタッフがいる(と思います)ので、チケットを見せます。

フェリーは大きく右と左の入口がありますが、右側の黄色いラインが歩行者用のラインです。

イタリア、アルバニア、フェリー

フェリー内部までしばらく歩いていくと、エレベーターがあり、スタッフがいます。
チケットを見せるとエレベーターに乗せてくれますので、エレベーターで上階(6〜9階)まで上がります。

上がった後は個室のチケットの場合は、キーカウンターに行って鍵を受け取ります。
デッキチケットの場合は自分の寝る場所を確保しに行きます。

⑥入国審査

翌朝イタリア・バーリへ到着するとアナウンスが入ります。

アナウンスが入ったら、階段で3階まで降ります。
(エレベーターは激混みなので非推奨)

一切誘導係はいませんので、乗船時と反対のルートを通ってフェリーを降ります。

フェリーを降りると、下記の場所に出ます。

その後は歩いて下記の場所まで向かいます。(徒歩5分程度)
運が良いと送迎のバンに乗せてもらえます。

建物に入ると、入国審査があります。

この入国審査がかなり時間がかかります。
私達のときは質問もほぼなく、すんなり通りましたが、他の人は結構質問されてました。

4.注意点

4−1.案内が少ない

イタリア側でもアルバニア側でも、フェリー乗船・下船時の案内・誘導が非常に少ないです。

受け身で待っていても、いつまでも乗船・下船できませんので、自分からスタッフに聞きに行きましょう。

4−2.船内の物価はやや高い

船内のご飯はセルフサービスでしか食べていませんが、特別美味しいわけではありません。
その割には価格がやや高いです。

乗船前にしっかり食べてくることをオススメします。
小腹がすきそうであれば、おやつなどを持ち込みましょう。

4−3.チェックインが非常に早い

ある意味空港みたいなものですので、チェックイン時間は非常に早いです。
アルバニア側は3時間前、イタリア側は4時間前にはチェックインしておくことをオススメします。

5.まとめ

寝ている間にイタリア⇔アルバニア間を移動できてしまうこのフェリーは大変便利です。

個室であれば何不自由なく寝ることができますし、デッキシートであれば多少寝づらいですが、安く済ませることができます。

船内にはレストラン等も入っているので、不便は感じないと思います。

イタリア⇔アルバニアを移動される際は、ぜひ優雅な船旅を検討してみてください。

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