ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

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ラオス
ラオス世界一周前準備予算

タイ編でチェンライまで北上した私たちは、そこから陸路でラオスへ。世界一周4ヶ国目のラオスは、世界遺産の町ルアンパバーンから南下し、チュービングで有名なバンビエン、首都ビエンチャンを経て、最後は電車でタイへ戻るというルートで10泊11日を過ごしました。

「世界一周なんて、一体いくらかかるの?」——そう思っている方のために、この国別シリーズでは訪れた国ごとに実際にかかった金額を包み隠さず公開しています。今回はその4ヶ国目、ラオスでの10泊11日分。結論から言うと、2人合計で89,160円(宿泊・食費・観光費・交通費の合計)でした。

旅の行程

日程都市泊数
2/21〜2/24ルアンパバーン3泊
2/24〜2/28バンビエン4泊
2/28〜3/2ビエンチャン3泊

チェンライから陸路でラオスの国境を越え(この国境超えバスの体験談はタイ編で紹介した通り、旅で最悪クラスの移動でした)、まずは世界遺産の町ルアンパバーンへ。その後、川下りの町バンビエン、首都ビエンチャンへと南下し、最後はビエンチャンから電車でタイの国境を越えてバンコクへと戻りました。

💡 ラオス→タイの電車代は今回の集計に含まれています

タイ→ラオスの国境超えバス代は出発国であるタイ編の記事に計上済みです。逆に、ビエンチャンからバンコクへ戻った際の電車代(2人で28,440円)は、出発国となる今回のラオス編に含めています。

いくら使った?

予算 vs 実際(2人合計)

宿代・食費(1人1泊/1日あたりの定額)、観光費(アジア圏は1日750円の固定額)、都市間移動のたびにかかる交通費、という3本柱で組んでいた旅行前の予算は、ラオスの行程に当てはめると89,848円

実際にかかったのは89,160円。その差はわずか688円——タイ編に続き、ほぼ予算どおりに収まりました。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

💡 ほぼ予算通りに収まった理由

ラオスは物価自体は安いものの、ビエンチャン→バンコクの電車代がまとまった金額(2人で28,440円)になったこともあり、交通費の比重が大きくなりました。一方で宿代・食費は抑えめに収まり、全体としてバランスの取れた結果になっています。

1人1日あたりの宿代・食費

項目1人1日あたり
宿代約740円
食費約913円
ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

⚠️ これまでの3ヶ国と比べると

ベトナム(宿代626円・食費954円)、カンボジア(宿代236円・食費1,131円)、タイ(宿代991円・食費762円)と比べると、ラオスは宿代・食費とも中間くらいの水準に落ち着きました(いずれも1人1日あたり)。なお、宿代がやや控えめなのはルアンパバーンの3泊を楽天ポイントで支払った影響も大きく、詳細は次の項目で紹介します。

💡 ルアンパバーンの宿は楽天ポイントで実質無料

ルアンパバーンで3泊した「Rattana Guesthouse(ラタナ・ゲストハウス)」は、楽天ポイントで支払ったため現金支出はゼロ。上記の宿代740円はバンビエン4泊・ビエンチャン3泊分の実費のみで算出しています。同ゲストハウスの現在の相場を調べてみると、1泊あたり約21USD。3泊分に換算すると約63USD(約9,700円)相当の宿泊費に相当します。カンボジア編のBunwin Boutique Hotel同様、ポイント活用のありがたみを実感した滞在でした。

内訳(2人合計89,160円)

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】
  • 交通費:49,240円(都市間の長距離バス、ビエンチャン→バンコクの電車代、市内の近隣交通費)
  • 食費:18,256円(食堂・屋台中心。ナイトマーケットでの食事や、川床レストランでの食事も含む)
  • 宿泊費:14,808円(バンビエン・ビエンチャン、計7泊分の実費。ルアンパバーン3泊はポイント払いのため含まず)
  • 観光費:6,856円(クアンシーの滝の入場料、チュービング代、レンタサイクル代など)

旅のしやすさ

ラオスの通貨(キープ)は現地でしか両替できない

ラオスの通貨キープは、ラオス国内でしか両替してもらえません。タイ国内の両替所ではラオスキープを扱っているところがなく、タイ・ラオス国境付近でも「ラオスキープは不要だし、そもそも両替できない」と言われてしまいました。

⚠️ キープは必要な分だけ、ラオス国内で使い切る意識で

キープは他国ではほぼ両替できない通貨のため、多めに両替して余らせてしまうと持て余すことになります。ラオス滞在中に必要な分だけを見積もって両替し、出国前に使い切るくらいの意識でいるのがおすすめです。カンボジアの米ドルとは逆で、ラオスキープは「ラオス国内完結」の通貨だと考えておくとよさそうです。

ルアンパバーンの朝は托鉢から始まる

ルアンパバーンでは、早朝の托鉢(タクバート)を見学しました。僧侶の列にもち米などのお布施を渡していく光景は、この町ならではの厳かな朝の風景です。日中は町をぶらぶら散策し、ナイトマーケットで安く食事を済ませたり、ラオス式焼肉を楽しんだり。メコン川のほとりという立地は居心地がよく、町並みそのものが世界遺産に登録されているだけあって、歩いているだけで絵になる町でした。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

ドーム型の鉄板で豚バラ肉や牛肉を焼きながら、ライムやにんにく、唐辛子などの薬味と一緒にいただくスタイル。炭火焼き肉とはひと味違う、ラオスならではの食べ方です。

💡 クアンシーの滝で体調を崩したエピソードは、タイ編で紹介済み

ルアンパバーン近郊のクアンシーの滝で水浴びをした後、妻の足に蕁麻疹のようなできものができてしまい、バンコクの病院を受診することになった話はタイ編で詳しく紹介しています。発生場所はここラオスですが、通院がタイでの出来事だったため、エピソードとしてはタイ編にまとめています。段々になったターコイズブルーの滝つぼは、体調不良を差し引いても一見の価値がある絶景でした。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

石灰岩の岩肌を伝い落ちる水が、幾重にも連なるターコイズブルーの滝つぼを作り出しています。

バンビエンは「時間がゆっくり流れる」町

バンビエンでの一番の思い出はチュービング。とはいえ川の流れがかなり緩やかで、実際にはチューブに乗った状態を船に引っ張ってもらって下るスタイルになりましたが、それはそれで最高の体験でした。ブルーラグーンにはレンタサイクルで訪問。カルスト地形の山々に囲まれたのどかな景色の中を自転車で走るのも気持ちのいい時間でした。

夕方には、色とりどりの熱気球が空に浮かぶ光景も目にしました。リスクを考えて搭乗はしませんでしたが、上空からの眺めはきっと格別なはず。バンビエンは全体を通して「時間があまりにもゆっくり流れている」と感じるほど、のんびり過ごせる町でした。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

夕暮れの空に浮かぶ2つの熱気球。バンビエンの定番アクティビティのひとつです。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

カルスト地形の山々に沈む夕日。アジアの夕日はどうしてこんなにも美しいのだろう、と何度も思わされました。

⚠️ 川床レストランの魚は「美味しくないけど楽しい思い出」

メコン川流域の町では、川に張り出した木製デッキで食事ができる川床スタイルのレストランをよく見かけます。バンビエンでもこうした店を利用し、日本ではなかなか見ないサイズの魚を焼いてもらいました。正直な感想としては「全部水っぽくてあまり美味しくない」のですが、その美味しくなさも含めて、旅らしい楽しい思い出になっています。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

カルスト山脈を望む川床デッキでの夕食風景。

ビエンチャンは「何もない街」だからこそ落ち着ける

首都ビエンチャンでは、凱旋門のような記念碑「パトゥーサイ」を見学したほかは、これといった観光地は多くありませんでした。正直な感想として「基本的に何もない街」でしたが、屋台で気軽に食事を済ませながら、旅の終盤らしくのんびり過ごしました。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

噴水越しに見えるパトゥーサイ。ビエンチャンのランドマーク的存在です。

ラオス国内の移動は一貫してバス

ルアンパバーン→バンビエン、バンビエン→ビエンチャンとも、移動手段はバスを利用しました。ラオス国内には中国とつながる鉄道路線もありますが、荷物検査が非常に厳しいと聞き、バックパッカーで荷物をあれこれ触られるのが嫌だったため、あえてバスを選んでいます。

⚠️ ラオスのバスもベトナム同様、事前確認が必須

ラオスのバスには、日本にあるような専用のバスターミナル施設がありません。ベトナム編で紹介したのと同じように、乗車前にバス会社や乗り場をしっかり自分で確認する必要があります。加えて時間にルーズな国民性もあり、旅行代理店の前で出発を1時間待つようなことも当たり前にありました。余裕を持ったスケジュールで臨むのがおすすめです。

まとめ

ラオス10泊11日、2人合計で89,160円(宿泊・食費・観光費・交通費)。タイ編に続き、予算とのズレはわずか688円と、ほぼぴったり予算内に収まりました。

早朝の托鉢から始まるルアンパバーンの厳かな朝、流れの緩やかな川をのんびり下ったチュービング、空に浮かぶ熱気球とアジアの美しい夕日、そして「美味しくないけど楽しい」川床レストランの思い出まで——数字だけでは伝わらない旅の手触りも、きっと次に旅立つ誰かの背中を押すはずです。世界一周は、思っているよりずっと現実的な金額で叶えられます。

次回は、タイへ戻ってから訪れたマレーシアでの費用を公開予定です。お楽しみに。

ラオス旅行の費用は?10泊11日、2人で8.9万円【世界一周費用】

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