世界一周旅行中にアルゼンチンに20日滞在しました。
約3週間の滞在でアルゼンチンの美味しいものをたくさん食べましたので、オススメのお店と合わせてご紹介したいと思います。
アルゼンチンに旅行に行かれる方は、ぜひご覧ください!
料理名の横の★はオススメ度合いです。
※この記事は2024年4月時点のレート、1ARS=約0.17円で計算しています。
目次
1.メイン料理
1−1.ステーキ(★★★)
アルゼンチンといえば牛肉!
そして牛肉を一番美味しく食べられる料理と言えばステーキ!
…ということで、アルゼンチンに来たらステーキは絶対に食べたほうが良いです。
お店で食べるのももちろん美味しいのですが、普通にスーパーやお肉屋さんで牛肉を買って、自分で焼くのも超オススメです。
塩コショウを振って焼くだけでめちゃめちゃ美味しく食べられますし、何より分厚くて肉々しいお肉が安く買えるので「アルゼンチンの牛肉安い!」を体感できます。
レストランやお肉屋さんでステーキを購入したいときはBife(もしくはBife de carne)の文字を探すとよいです。
スーパーでステーキ用のお肉を買うときはHornoと書いてあるものがオーブン用(焼き用)です。
■おすすめのお店(エル・チャルテン)
■ステーキの有名店(ブエノスアイレス)
1−2.アサド(★★★)
アサドとは、アルゼンチン風BBQのこと指します。
アルゼンチンの方はアサドが大好きで、よく軒先、道端で集まってアサドをしています。
アルゼンチン人の男性はアサドがうまく焼けるかどうかで、モテ具合が変わってくるなんて噂も…笑
さすがに自分でBBQセットを揃えてやるのは難しいので、アサドレストランに行きましょう!
写真のように何種類かのお肉が乗ったプレートがやってきます。
私が食べたところでは、プレートの下に火のついた炭があり、ずっと暖かいお肉が食べられるというこだわりっぷりでした!
味付けはシンプルに塩コショウと多少のハーブです。
素材の味を最大限に活かした、豪快で絶品のBBQです。
1−3.フガセッタ(★★)
アルゼンチン風ピザの中でも、大量のチーズと玉ねぎが乗ったピザをフガセッタと呼びます。
生地から流れ落ちるほどのチーズと、シャキシャキこんがりの玉ねぎが食欲をそそる、シンプルながらもクセになるピザです。
かなりお腹いっぱいになりますので、2人で1つを分け合うくらいがちょうどよいです。
■おすすめのお店(ブエノスアイレス)
1−4.ミラネサ(★)
牛肉を叩いて伸ばして、衣をつけて揚げたものがミラネサです。
これはヨーロッパのシュニッツェルやイタリアのコトレッタ・アッラ・ミラネーゼとほぼ同じ調理法ですが、アルゼンチンのものは牛肉を使っています。
個人的には、せっかく美味しいアルゼンチンの牛肉を、あえてこの調理法で食べる必要はないかな、と感じた一品でした。
番外編:イグアスの魚
イグアスの滝を見に行かれる方は、プエルトイグアスに宿泊される方も多いと思います。
この街では、イグアス川で獲れるトラドなどの魚を食べることができます。
…が、この魚はちょっとお高めのレストランに食べに行っても、相当な臭みがあります。
どうしても経験してみたいという方でなければ、イグアス周辺で魚を食べることはオススメしません。
2.軽食・前菜
2−1.チョリパン(★★★)
アルゼンチンの2大ストリートフードといえば、チョリパンとエンパナーダです。
チョリパンとは、チョリソーをパンに挟んだだけのシンプルな軽食です。
チョリソーというと、普通は辛いソーセージをイメージしますが、アルゼンチンでは、チョリソーは辛くありません!
ジューシーな肉の脂が楽しめるソーセージで、さすがアルゼンチンの肉…と感じずにはいられません。
チョリソー単体だとややくどく感じてしまいそうなくらい肉の味が濃いのですが、パンに挟み、チョリパンとセットで出てくるチリ&香草たっぷりのサルサ(ソース)をかければ、いくらでも食べれそうな絶品ストリートフードになります。
ブエノスアイレスでは、Google mapsでChoripanで検索すれば、チョリパンが食べられるお店がたくさん出てきます。
私達は下記のサン・テルモ市場で食べました。
様々なグルメを食べ歩きできるスポットなので、ぜひ行ってみてください!
(市場は人が多いので、スリ等にご注意ください)
■サン・テルモ市場
2−2.エンパナーダ(★★★)
エンパナーダもアルゼンチンのストリートフードの目玉の1つです。
パイ生地に肉や野菜などの具材を包み、大きな餃子のような形に成形して揚げたものがエンパナーダです。
イタリアやスペインでも食べることができるエンパナーダですが、アルゼンチンのものは贅沢に牛肉が入っています。
しかもこの牛肉、申し訳程度に入っているわけではなく、「私が主役ですけど?」って感じで、ものすごくたくさん入っていることが多いんです。
しっかりとした肉の旨味を感じられるアルゼンチンのエンパナーダは、軽食と呼んでいいのか憚られるほど、贅沢な一品です。
2−3.メディリニデス(★)
こちらはアルゼンチン風クロワッサンです。
メディリニデスは普通のクロワッサンとは性質が真逆で、どちらかと言うとモチモチしていることが多いです。
クロワッサンとして食べるのではなく、もちもちのスイーツと考えて食べるのがおすすめです。
アルゼンチンではよく朝食にコーヒーとセットで食べられるようです。
◾️おすすめのお店(ブエノスアイレス)
2−4.プロボレタ(★)
プロボレタは平たく言うと焼きチーズです。
厚みのある円形のチーズを焼き上げたもので、前菜として食べることが多いようです。
牛肉が有名なアルゼンチンでは、当然牛乳製品も有名で、スーパーではたくさんチーズが売られています。
アルゼンチンのチーズもぜひ試してみてください。
2−5.アルゼンチンのズッキーニ(★★)
正式名称はサパジートという名前の野菜です。
丸っこい見た目ですが、中身はズッキーニのような感じです。
瑞々しくて、とてもジューシーな野菜です。
この野菜の存在を知ってからは、毎日食べてました。
そのくらい美味しいです。笑
日本では見かけませんので、スーパーにあったらぜひトライしてみてください!
3.飲み物・お菓子
3−1.マテ茶(★★★)
飲むサラダとも言われる、アルゼンチンで広く飲まれているお茶です。
日本でも『太陽のマテ茶』などが売られていたと思います。
正式には茶葉のことをジェルバ(Yerba)、ホットで飲むことをマテ(Mate)と呼びます。
と言いつつ、最近ではアルゼンチン人の間でもマテ=マテ茶で呼ばれるようになってきたようです。
アルゼンチン人はマテ茶が大好きです。
大好きというか、1つの文化のようになっています。
家族や友達、そして知らない人でさえも、一つのカップに入れたマテ茶を回し飲んで談笑するのです。
コロナ蔓延に伴い、知らない人とシェアする機会は減ったようですが、今でもアルゼンチン人は片手にマテ茶を持って毎日を過ごしています。
マテ茶葉の原産はイグアスの滝周辺(アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの国境)ですが、なぜかアルゼンチンでのみ、広く普及しているようです。
アルゼンチンといえばマテ、マテといえばアルゼンチンなので、せっかく旅行に行ったならぜひ試していただきたいです!
3−2.ドルチェ・デ・レーチェ(★★★)
アルゼンチンでは牛肉が有名なので、当然牛乳加工品も多いです。
その最たるものがドルチェ・デ・レーチェです。
平たく言うと柔らかいミルクキャラメルなのですが、普通のキャラメルよりも牛乳の香りが強く、風味が良いです。(そして甘い)
多くのスイーツや、パンのお供として、アルゼンチンでは広く食べられています。
ドルチェ・デ・レーチェの専門店も多くあり、お土産にも最適です。
3−3.アルファホーレス(★★)
アルゼンチンで有名なお菓子といえば、アルファホーレス(alfajores)です。
柔らかいクッキー2枚の間に、ドルチェ・デ・レーチェを挟んだお菓子で、それぞれの店にそれぞれの味があります。
一番手軽に食べる方法はスーパーのお菓子売り場で購入することです。
そのほかには、アルゼンチンで広く展開しているカフェ、アバンナ(Havanna)で購入することもできます。(ただし激甘です)
4.まとめ
アルゼンチンに旅行に行ったら食べたいグルメ12選をご紹介しました。
やはり、牛肉が有名な国だけあって、美味しいものは牛肉または牛乳関連のものが多かったです。
旅行にいかれたらぜひ一度食べてみてください!
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