アルゼンチン・ブエノスアイレスにあるエセイサ国際空港(EZE)から、市内までの行き方をご紹介します。
合わせて、ブエノスアイレスで使える交通カードSUBEや、空港内の様子も記載しています。
この記事を見れば、下記の内容がわかります!
- 市内へ行く交通手段・金額
- 交通カードSUBEの買い方
- エセイサ国際空港は安全か
ブエノスアイレスに行かれる予定の方は、ぜひご覧ください!
■アルゼンチンの他の記事はこちら!
この記事は2024年4月時点のブルーレート、1ARS=約17円で計算しています。
アルゼンチンはインフレ中で、ARS(ペソ)の価値が下がっていっています。
料金についてはARS金額よりも、日本円換算金額の方をチェックしてください。
目次
1.空港から市内へ行く交通手段
下記3つの方法で、空港から市内へ行くことができます。
- タクシー
- シャトルバス
- 市内バス
私のおすすめは3.市内バスですが、それぞれ詳細をご紹介します。
1-1.タクシー
空港からタクシーに乗る場合は、タクシー会社のタクシーの他に、配車アプリUberでもタクシーを呼ぶことができます。
①Uber
Uberでタクシーを呼んだ場合、時間にもよりますが、だいたい2万ARS(約3,400円)で市内中心部まで行くことができます。
クレジットカードもOKです。
早朝6:00と深夜1:30頃に確認しましたが、問題なく呼べそうでした。
■Uberのダウンロードはこちらから
Uber – Apple store
Uber – Google play
②タクシー会社のタクシー
空港の駐車場には、タクシー会社のタクシーもたくさん停まっています。
こちらも市内中心部まで約2万ARS(約3,400円)です。
メーターは使わないので、乗る前に運賃の交渉が必要です。
私達が利用した際は、クレジットカードを使うことができました。
…が、現金の方が嬉しいらしく、現金なら割引すると言われました。
1-2.シャトルバス
空港から市内中心部まで行くシャトルバスもあります。
Tienda Leonという会社が出しているバスで、一人1万ARS(約1,700円)です。
2人で旅行している場合は、タクシーと同じ値段になります。
6:00〜22:00までの間で、1時間に1本(毎時00時)に運行しています。
下記のサイトから購入できるようですが、現地で窓口購入することもできます。
https://www.tiendaleon.com/bus
窓口購入の方が安いのか、オンラインだと1万2,000ARS(約2,040円)のようです。
■チケット購入窓口
1-3.市内バス
私のおすすめの交通手段は市内バスです。
市内バスは運賃が非常に安く、1人あたり647.8ARS(約110円)です。
他のブログでは、安全面が…という内容も見かけましたが、昼でも夜でも全く心配ありませんでした。
利用客のほとんどが、バスの中で居眠りしてるくらい平和でした。
ただしデメリットが一つあり、市内バスに乗る前に、ブエノスアイレスの交通カードSUBEを入手しなければいけません。
(購入方法は、2.SUBEカードについてをご参照ください。)
市内バスはいくつかの停留所に停まりつつ、最終的にマージョ広場まで行きます。
■バス乗り場
■マージョ広場
市内バスの調べ方
交通アプリMoovitを使って調べるのがおすすめです。
Google mapsでは、この市内バスは表示されませんでした…
■ダウンロードはこちらから
Moovit – Apple store
Moovit – Google play
ちなみに、ブエノスアイレス市内からエセイサ国際空港へ行くときも、同じ市内バスを利用することができます。
夜に利用しましたが、Moovitで表示された時間通りにバスが来たので、結構正確だと思います。
2.SUBEカードについて
ブエノスアイレスの地下鉄・市内バスを利用する際は、交通カードSUBEで支払いをします。
(クレジットカード及び現金では支払い不可)
このSUBEカードについて、情報が古かったり錯綜していたりしましたので、2024年4月時点の最新情報をお届けします。
2-1.空港内での購入・チャージ方法
空港内ではOPEN 25HS!という、キオスクのような場所でSUBEを購入及びチャージすることができます。
SUBEカードはどこも売り切れ…という記事を見ましたが、2024年4月時点では
駅でも空港でも普通に取り扱っていました。
このOPEN 25HS!の店舗ですが、Google maps上は完全に位置がずれているので、近い場所をご紹介しておきます。
(1階=地上階にあります)
国際線の方にも別の店舗があるようです。
SUBEは駅で購入すると880ARSなのですが、こちらのお店では1,000ARS(約170円)で買えるようです。
購入もチャージも、クレジットカードが使えるとのことでした。
アルゼンチンは空港で使用されている公式レートと、市内で使用されているブルーレートの差が大きいので、できれば市内までは両替せずにクレジットカードで済ませたいですね。
2人以上で旅行されている場合、SUBEカードは1枚だけで大丈夫です。
市内バス利用時は、運転手に人数を告げて、人数分タッチしてください。
■アルゼンチンでの現金入手手段についてはこちら!
2-2.市内での購入・チャージ方法
市内でSUBEカードを購入する場合は、地下鉄(Subte)の駅構内の窓口で購入できます。
チャージについては、地下鉄(Subte)の窓口か、駅構内にあるチャージ機でチャージできます。
…が、チャージ機は結構不調なものが多かったので、窓口が推奨です。
なお、複数人で旅行されている場合も、SUBEカードは1枚のみ購入すればOKです。
地下鉄の改札を通る際は、1回タッチして1人が通り、もう一回タッチしてもう一人が通る…というイメージで利用します。
3.空港内の様子
エセイサ国際空港は、アルゼンチンの首都にあるメイン空港なだけあって、割と大きくてキレイな空港です。
3-1.全体的な雰囲気
私は23:30頃から朝5:00ごろまで空港にいましたが、どの時間帯でも人が多く、明るい雰囲気でした。
警察もたまに徘徊しており、治安も問題なしでした。
スリ等は気をつけた方が良いと思いますが、空港泊も問題なくできそうでした。
(実際、かなりの人数が空港泊をしていました)
3-2.レストラン・カフェ
保安検査通過前の制限エリア外でも、たくさんのカフェやレストランがあります。
カフェはラテが2,500〜3500ARS(約425〜595円)と、市内での金額とあまり変わりません。
マクドナルドだけ異様に高くて、ビックマック単品8,600ARS(約1,462円)と仰天価格でした。
3-3.言語
エセイサ国際空港のレストランやカフェでは、あまり英語を話せる人が多くありません。
基本的に翻訳アプリが必要になると思ったほうが良いです。
また、保安検査などの空港職員も英語を話しません。
これはさすがに、「英語を話せるけど話さないだけ」だと思いますので、困ったときはDo you speak English?と聞いてみましょう。
4.まとめ
エセイサ国際空港から市内へ行く方法はタクシー・シャトルバス・市内バスの3つの方法があります。
おすすめは市内バスですが、乗車前にSUBEカードを購入する必要があります。
SUBEカードはブエノスアイレス市内での地下鉄等の利用でも必要になるので、ぜひ購入しておきましょう!
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