※この記事にはプロモーションが含まれています。
チェコ第2の都市、ブルノ(Brno)をご紹介します。
チェコといえばプラハが有名ですが、ブルノはワインの産地として知られるモラヴィア地方の中心都市。日本語の情報はまだ少ないものの、英語圏では「プラハより観光客が少なく、のんびりできる街」として紹介されています。
私たちは2023年9月、ハンガリーのブダペストから電車でブルノに入り、3泊しました。正直に言うと、名物のワイン「ブルチャーク」で悪酔いしてしまい、ほとんど観光できませんでした。それでも、歩いているだけで楽しい、とってもかわいい街だったのは間違いありません。
この記事では、9月ならではの幻のワイン「ブルチャーク」の体験談と注意点、ブルノの街並み、私たちが行った大聖堂とシュピルベルク城、行き方や3泊の費用をまとめます。
※料金は特に記載がない限り、2023年9月の訪問時のものです。1コルナ=約7円で計算しています。
1. ブルノってどんな街?

ブルノは、チェコ東部・モラヴィア地方の中心都市で、人口はプラハに次ぐチェコ第2位。プラハからは電車で2時間半ほど、オーストリアのウィーンやハンガリーのブダペストからも鉄道で行けるので、中欧周遊の途中に立ち寄りやすい街です。
もともと観光スポットが少ない街と聞いていて、あまり期待はしていませんでした。ところが着いてみると、パステルカラーの建物が並ぶ街並みがとってもかわいい。広場ではマーケットや催しが開かれていて、いい雰囲気でした。
2. 9月だけの幻のワイン「ブルチャーク」

ブルノに来たらぜひ飲んでほしいのが、ブルチャーク(Burčák)です。ぶどうがワインになる途中、発酵中の状態で飲む若いワインのこと。ぶどうジュースとりんごジュースを混ぜたようなフルーティーな甘さに、ほんのりアルコール感があって、とても飲みやすい飲み物です。
- 飲める時期:ぶどうの収穫期にあたる夏の終わりから秋(8月ごろ〜11月末ごろ)だけ。特に9月が旬で、「幻のワイン」とも呼ばれます
- アルコール度数:発酵の進み具合で変わり、1〜7%ほど
- 見た目:白く濁った、薄い黄色。茶色っぽく濁ったものは質がよくないと言われます
- 名前のルール:「ブルチャーク」と名乗れるのは、チェコ(モラヴィア・ボヘミア)産のぶどうで作られたものだけです
ブルノのあるモラヴィア地方は、チェコのワイン生産の中心地。9月の街なかでは、広場の屋台やカフェにブルチャークの看板がたくさん出ていました。
2−1. 広場でブルチャーク、からの悪酔い

到着した日に1杯を2人で分けて飲んでみたら、これがとてもおいしくて、2人ともすっかり虜に。翌日は広場に出ていたデッキチェアに寝そべりながら、1杯ずつのんびり楽しみました。
ところが1時間ほどすると、まず夫が「酔いが回ってきたかも」。宿に戻ってしばらくすると、お酒に弱くないはずの私(妻)まで、吐き気とめまいがするひどい酔い方に。まだ夕方なのにベッドに倒れ込み、そのまま翌朝まで寝込んでしまいました。
度数はそれほど高くないはずなのに、なぜあんなに酔ったのかは今でも謎です。ただ、英語の情報でも「ブルチャークは飲みやすいぶん、気づかないうちに酔いが回る」と注意されていました。飲むときは少しずつ、食事と一緒にがおすすめです。
■ブルチャークでノックアウトされた日の日記はこちら
3. 歩くだけで楽しい、かわいい街並み

ブルノの旧市街はコンパクトで、半日もあれば中心部をひと通り歩けます。石畳の通りには赤と白のトラムが走り、通り沿いにはパステルカラーの建物がずらり。どこを切り取っても絵になる街並みです。
3−1. 自由広場
街の中心にあるのが自由広場(Náměstí Svobody)。カフェのテラス席が並ぶ大きな広場で、私たちがブルチャークを飲んだのもこのあたりです。広場には、弾丸のような形をした黒い天文時計もあり、毎日11時になると中からガラス玉が出てくる仕掛けで知られています。
3−2. キャベツ市場(ゼルニー・トルフ)

キャベツ市場(Zelný trh)は、昔から市場が開かれてきた広場です。中央にはバロック様式のパルナスの噴水があり、今も野菜や果物、花の屋台が並びます。

私たちが訪れたときは、広場で出店やちょっとした催しも開かれていて、見ているだけでも楽しかったです。
4. 聖ペテロ・パウロ大聖堂

ブルノのシンボルが、ペトロフの丘に建つ聖ペテロ・パウロ大聖堂。高さ84mの2本の尖塔は、街のあちこちから見えます。
この大聖堂の鐘は、正午ではなく11時に正午の鐘を鳴らすことで有名です。三十年戦争中にスウェーデン軍がブルノを包囲した際、「正午までに街を落とせなければ撤退する」と言っていたため、街の人たちが1時間早く鐘を鳴らして撤退させた、という言い伝えがあります。
私たちも大聖堂まで歩いて行きましたが、正直、悪酔いの記憶が強すぎて、中まで見学したかどうかはよく覚えていません…。
5. シュピルベルク城からの夕景

旧市街の西側の丘に建つのがシュピルベルク城(Špilberk)。かつては「諸国民の牢獄」と呼ばれた要塞で、今はブルノ市博物館になっています。

城のある丘の上からは、ブルノの街並みと大聖堂を一望できます。私たちが行ったのは夕方。オレンジ色の屋根が並ぶ街に夕日が当たって、とてもきれいでした。


城内では、地下牢(カゼマティ)のツアーや展示を見学できます。地下牢のツアーは大人260コルナです(2026年時点)。丘の上の散策だけなら無料で楽しめます。
6. 行けなかったけど気になる見どころ
ブルノには、私たちが行けなかった見どころもあります。時間と体調に余裕があれば、ぜひ足をのばしてみてください。
- トゥーゲントハット邸:建築家ミース・ファン・デル・ローエが設計した、世界遺産の近代住宅。見学は事前予約制です
- カプチン会修道院の地下納骨堂:ミイラ化した修道士たちが眠る地下墓所
- キャベツ市場の地下迷路:キャベツ市場の地下に広がる、昔の貯蔵庫などをめぐるツアー
7. ブルノで食べたもの


ブルノでは、到着した日の夜に街なかのお店で食べたくらいで、外食はあまりしていません。3日間の食費は2人で約580コルナ(約4,100円)と、かなり控えめです。
8. ブルノへの行き方
8−1. ブダペストからブルノへ(電車)
私たちはハンガリーのブダペスト(ニュガティ駅)から、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の電車でブルノへ向かいました。11:29発・15:36着で、途中スロバキアを通ります。2等車の座席指定なしのチケットで、2人で約19,000円でした。
2等車でもボックス席にテーブルとコンセントがあり、食堂車まで付いた快適な電車です。
■ブダペストからブルノへの電車の様子はこちら
8−2. ブルノからプラハへ(電車)
ブルノからプラハへは電車で移動しました。料金は2人で506コルナ(約3,500円)で、所要時間は2時間半ほどです。
9. ブルノ3泊でかかった費用
| 項目 | コルナ | 円(目安) |
|---|---|---|
| 宿代(3泊・Airbnb) | 2,149コルナ | 約15,000円 |
| 食費(3日分) | 約580コルナ | 約4,100円 |
| 合計(滞在費) | 約2,729コルナ | 約19,100円 |
2人で1泊あたり約5,000円の宿に泊まり、滞在費は合計約19,100円でした。このほか、ブダペストからの電車代が2人で約19,000円、プラハへの電車代が約3,500円かかっています。
10. 海外旅行保険の準備も忘れずに
慣れない土地のお酒や食べ物で、急に体調を崩すこともあります。私たちもブルノでは、まさかの悪酔いで寝込んでしまいました。旅先で病院にかかることになっても安心できるよう、海外旅行保険には入っておくのがおすすめです。私たちは旅の保険としてSafetyWingの「Nomad Insurance」を利用していて、短期・長期どちらの旅行者にも使いやすく、幅広くカバーしてくれる点が心強かったです。値段も1日2ドルほどからと手頃です。
コード「MUNEYUKI」を使うと、カメラなど電子機器の盗難補償が8週間無料になる特典もあります。SafetyWingのNomad Insurance購入ページに表示される3つのカメラアイコンのどれかをタップして、コードを入力するだけ。かわいい街並みの写真をたくさん撮りたい方にぴったりの特典です。

11. まとめ
ブルノは、パステルカラーの建物とトラムが似合う、とってもかわいい街です。大きな観光スポットは多くありませんが、そのぶん観光客も少なく、のんびり街歩きを楽しめます。
9月に訪れるなら、幻のワイン「ブルチャーク」はぜひ試してほしい一杯。ただし、飲みやすさに油断せず、少しずつ楽しんでくださいね。
■チェコ・中欧関連の記事はこちら
超快適!OBB電車でブダペスト→ブルノへ(チェコ滞在1日目)【世界ぶらり日記】
ブルノの名産ワイン、ブルチャークにノックアウト!(チェコ滞在2日目)【世界ぶらり日記】
ヨーロッパ鉄道(OBB)で乗る電車を間違えた…どうなる?!(チェコ滞在8日目)【世界ぶらり日記】
ブダペストの見どころ・市内交通などご紹介



コメント