いろいろと噂のあるイージージェットを使って、イギリスから出国しました。
イージージェット利用時の注意点やガトウィック空港の特徴、プライオリティパス対応のラウンジ情報などをご紹介します!
特に荷物に関しては、厳しいことで有名なのでかなり細かく書いています!
※この記事は2023/10時点のレート、1ポンド=約185円で計算しています。
■ロンドンからのデイトリップ先も紹介しています
目次
1.イージージェットについて
イージージェットはイギリスの格安航空会社です。
その1番の特徴は「機内持ち込み荷物が厳しい」ということです。
事前にわかっていたので、かなりサイズを測って挑みました。笑
1-1.機内持ち込み荷物について
①サイズ規定
よくあるLCCの機内持ち込みサイズは55×40×25ですが、イージージェットは45×30×20です。
また、通常は機内持ち込み荷物1つと身の回り品(小さいバッグ)1つの、合計2つ持ち込めましたが、イージージェットは1つのみです。
私が普段機内持ち込みしているバックパック(ミレー サースフェー)は56×45×25なので、完全にアウトです。
そういった場合は約30ポンド(約5,550円)で機内持ち込み荷物を追加することができます。
追加分のサイズは56×45×25です。
②荷物チェック
イージージェットは搭乗直前に荷物のサイズチェックがあります。
荷物のサイズが怪しい人は、下記のボックスに収まるか試すように言われます。
大きめのサイズのカバンを持ってる人もいましたが、カバンの形を変えながらもぎゅうぎゅうに押し込んで見事クリアしていました。笑
つまり、ピンピンに張ったときのカバンのサイズを測るのではなく、容量を測るということです。
私が持っていたのは、
・リュックサック(無料で持ち込める分)
・バックパック(追加金額を払った分)
の2つでしたが、「ボックスに入れてみて」とは言われず、すんなり通過できました。
<持っていた荷物のサイズ>
【リュックサック】
Karrimor mars toproad 27 (カリマー マース トップロード 27L)…45×27×22
【バックパック】
Millet Saas fee 45 (ミレー サースフェー 45L)…56×45×25
※このバックパックはトップリッド部分が伸びますが、1番ぺったんこの状態にしました。
1-2.預け荷物について
あともう一つ、預け荷物の重量も他社より少なめです。
通常だと30kgまでのところが多いですが、イージージェットは23kgまでです。
世界一周中なので、夫のバックパックは通常25kgほどの重量があります
今回は上手に荷物をやりくりして無事預けることができました。
1-3.機内は普通
私たちが乗ったのは、150人ほどが乗れるサイズの飛行機でした。
座席の広さは普通です。
身長162cmの私は、特に狭いと思うことはありませんでした。
しかし、身長178cmの夫はちょっと狭そうでしたね。
座席にはディスプレイ等はありませんので、暇つぶしできるように準備していきましょう。
1-4.機内販売
機内販売も参考として価格を載せておきます。
- コーヒー、紅茶、パン…3ポンド前後
- バーガー、サンドイッチ等…5〜6ポンド前後
- お菓子…3ポンド前後
- アルコール類…6〜8ポンド前後
2.ロンドン・ガトウィック空港について
ロンドン・ガトウィック空港はイギリスで2番目に大きい空港で、ロンドン市内から50kmほど南にある空港です。
市内からはSouthern RailwayやThames Railway、GatwickExpressで行くことができます。
2-1.ターミナルは2つ
ガトウィック空港は北ターミナルと南ターミナルがあります。
電車を降りると南ターミナルに着きます。
私たちの飛行機は北ターミナルでしたので、そこから無料のシャトル電車を使って移動しました。
(シャトルまで約5分、シャトル乗車時間も約5分)
2-2.預け荷物はセルフ式
ここの空港はかなり最新の設備が整っているようで、預け荷物は自分で行います。
と言っても難しいことはなく、以下の手順で済みます。
- 搭乗券を読み込ませる
- レーンの上に荷物を置き、重量を確認
- 発行されるシールを荷物に貼る
そんなに難しくないので、セルフ式でも皆さん2〜3分程度で終えていきます。
2-3.パスポートチェックがない…?
最後まで謎だったんですが、保安官によるパスポートチェック(または機械によるパスポートチェック)がありませんでした。
おそらく、搭乗前のイージージェット職員によるパスポート読み込み時に、出国扱いとなったのだと思いますが…
飛行機に乗り込むまで、下記の行程のみだったので、あれ??となりました。
- 預け荷物を預ける
- 機内持ち込み荷物の荷物検査を受ける
- 搭乗直前に荷物のサイズチェック&パスポート読み込み
【2024/06追記】
実は英国自動パスポートコントロールというものがあり、生体認証入りのパスポートを持った外国人は、なんとパスポートチェックの手間なく、自動的に処理してくれるのです!
ということで、いつの間にやらパスポートと顔の認証が行われていたようでした。笑
3.プライオリティパス対応ラウンジ
ロンドン・ガトウィック空港の北ターミナルにはプライオリティ対応ラウンジが4つもあります。
しかし、ガトウィック空港は全体的に混んでいるので、ラウンジによっては予約がないと入ることができません。(予約は有料)
ご利用予定の際はご注意ください。
※最新情報はプライオリティパスのアプリよりご確認ください。
Apple store – Priority Pass
Google play – Priority Pass
3-1.No.1 Lounge Gatwick(No.1ラウンジガトウィック)
このラウンジは選択式のメニューがあるということで、しっかり食事できそうだと思い、第一候補にしていました。
…が、結果は入れませんでした。
混雑していなさそうだったにも関わらず、「予約がないと入れない」と断られました。
朝の6時でしたので、行けると思ったんですが…
もしかして常時予約がいるのでしょうか。
ちなみに、予約には6ポンドかかります。
3-2.Plaza Premium Lounge(プラザプレミアムラウンジ)
結局こちらのラウンジに入りました。
感想としては可もなく不可もなく、です。
トイレは綺麗ですが、男女兼用です。
食事は下記のものがありました。特別美味しい!ってものはなかったですね。笑
- サラダ
- パン
- マフィン、パウンドケーキ
- パンケーキ
- フルーツ、ヨーグルト
- オートミール
- ソーセージ、ベーコン
- ベイクドビーンズ
飲み物は下記の通りです
- 水、レモン水
- 炭酸飲料(コーラ、セブンアップなど)
- コーヒー、紅茶
- 無料アルコール飲料(ワイン赤白、ジントニック等)
- 有料アルコール(6ポンド〜)
■イギリスグルメについてご紹介しています
3-3.その他
そのほかにはThe Gateway LoungeとClubrooms Gatwick Northの2つがあります。
どちらも入っていませんが、The Gateway Loungeはかなり空いていました。
Clubrooms Gatwick Loungeの方はプライオリティパスを持っていても、追加料金がかかるようです。
4.まとめ
イージージェット利用時は、機内持ち込み荷物も預け荷物もクセがあるので、ご注意ください。
ガトウィック空港は預け荷物もセルフ式で、回転が早かったですが、非常に利用客が多いので、早めに空港に到着されることをお勧めします。
それでは、良い旅を!!
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