イギリスのロンドンといえば、数多くのマーケットがありますね。
その中でもトップクラスの人気を誇るのがバラ・マーケットです。
バラ・マーケットは主に食べ物を取り扱ったお店が多く、食べ歩きに最適なマーケットです。
そんなバラ・マーケットへの行き方やオススメのお店、注意点などご紹介します。
※この記事は2023年10月時点のレート、1ポンド=約185円で計算しています。
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目次
1.バラ・マーケットとは
イギリス・ロンドンのサザーク区にあるマーケットで、1000年以上の歴史を持つ古いフードマーケットです。
結構大きなマーケットで、全体を見て回るだけでも約15分程度かかります。
屋台料理の店が非常に多く、食べ歩きを目当てとした観光客にも大人気のスポットです。
取り扱う食べ物は肉、魚、フルーツ、パン、焼き菓子…とだいたい何でもあります。笑
また、屋台料理以外にもチーズやはちみつ、スパイス、ワインなど、持ち帰りやお土産用の食品もたくさん売っています。
フードコートのような飲食スペース(テーブル)があるので、買ったものは座って食べられるのも嬉しいポイントですね。
また、ロンドンは雨の日が多いですが、このマーケットは高架下に作られているので、雨の日でも手軽に楽しめます。
<入場料>
なし
<営業時間>
月ー金…10:00〜17:00
土…09:00〜17:00
日…10:00〜16:00
2021年から日曜日も営業することになりました。
実際行かれる際は、下記の公式HPより営業時間を確認してください。
2.行き方
最寄り駅はロンドン・ブリッジ駅です。
ロンドン・ブリッジ駅からは徒歩5分で着きます。
ロンドンはGoogle mapsで経路検索が可能ですが、Moovitの方が表示される経路の選択肢が多いです。
いずれかのアプリを利用して、ご自身の宿泊先から一番行きやすい手段を調べることをオススメします。
※Moovitは使い慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、日本語対応もしていて、Googlemapsより経路検索の対応地域が広いのでおすすめです。
Moovit – Apple store
Moovit – Google play
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3.オススメのお店
当記事の内容はYoutubeでもご紹介しています。
ぜひご覧ください!
①Furness Fish Grill(パエリア)
バラ・マーケットで一番人気のお店がこちらのFurness Fish Grillです。
このお店はひときわ目を引く巨大鍋でパエリアを作っています。
パエリアだけでなく、ムール貝の料理なども出しています。
パエリアはエビやムール貝などの海の幸がゴロゴロ入っていて美味しかったです。
1皿10ポンド(約1,850円)とお高いですが、イギリスは日本より物価が高いためで、バラ・マーケットやこのお店が特別高いわけではありません…
ちなみに、カードも利用可能ですが「現金はないか?」って聞かれますので、現金を用意していくことをオススメします。
Furness Fish Grillに行くのに最適な時間
このお店は大人気店なので、いつも非常に長い列ができています。
私達は行列を回避しようと、朝イチの10:00ごろに行きました。
…が、なんとパエリアは朝イチだとまだ調理中なんです。笑
他の店を回って11:20ごろ再訪問した際にはすでに列ができていました。
(とはいえ、その時はまだ長蛇の列ではなく、10分強で済みましたが)
何度か様子見をしていましたが、パエリアはおそらく11:00前ごろに完成しているようです。
その頃行くと一番並ばずに済むかもしれません。
②Wild Mushroom Risotto(キノコのリゾット)
マッシュルーム、しいたけ、えのき、しめじ、エリンギなど何種類ものキノコをミックスして、その旨味で作り上げたキノコリゾットを提供するお店です。
バラ・マーケットは中央に車が通れる道路があるのですが、その道路沿いにあるお店です。
キノコの出汁がこれでもか!ってくらい出てて、キノコ好きとしてはたまらない美味しさでした。
1皿9.5ポンド(約1,758円)で、リゾットは大量の炒めキノコとチーズを上に乗っけて提供されます。
こちらのお店も並んでいますが、回転が早いのですぐ食べられます。
③Shellseekers Fish & Game(生牡蠣)
バラ・マーケットでは、魚類のお店が多く、中でも生牡蠣は人気が高いので、多くのお店で提供しています。
そんな中で私達が選んだのはShellseekers Fish & Gameというお店です。
パエリアのお店(Furness Fish Grill)の斜め向かいにあります。
生牡蠣自体も美味しかったですし、スイートチリソースなどのソース類も相性抜群でした。
お金に余裕があれば、いろんなお店のものを食べ比べしても楽しいですね。
牡蠣は1つ3.5ポンド(約648円)でした。
④Furness Fish Grill(ウニ)
パエリアと同じ店Furness Fish Grillでは、生牡蠣やウニも食べれちゃいます。
産地ごとに選べる牡蠣も魅力的ですが、他の店であまり見ない生ウニは最高です!
購入すると、殻を割って渡してくれます。
超新鮮で、臭みも全くない美味しいウニを是非どうぞ!
ウニは1つ5ポンド(約925円)です。
⑤TED’s Veg フルーツ
こちらはお持ち帰り用も、食べ歩き用のフルーツも売っているお店です。
(もちろん野菜も売っています)
いちごやみかん、りんご、桃などのフルーツがそれぞれパックに詰められて売っており、3パックで6ポンド(約1,110円)とイギリスにしては高くないお値段です。
ちょっとさっぱりしたものを食べたいな、というときにいかがでしょうか?
↓おそらく地図がちょっとズレています…
Furness Fish Grillの近くの道路沿いの店です。
⑥The Cinnamon Tree Bakery Borough Market(ジンジャーブレッドクッキー)
バラ・マーケットにはご飯系だけじゃなくて、パン類やおやつ系もたくさんのお店があります。
その中でオススメしたいのはこちらのThe Cinnamon Tree Bakery Borough Marketというお店です。
ジンジャーブレッドクッキーを買ったのですが、ほどよいしょうが味のしっとりしたクッキーで、かなり美味しかったです!
1つ2.8ポンド(約518円)と少しお高めですが、結構大きいサイズなのでそこまで高いな〜とは感じません。
(というかイギリスの物価自体が高いので…)
イギリスで有名なジンジャーブレッドクッキー、ぜひ食べてみてください!
4.注意点
①早めの時間に行くべし
バラ・マーケットは11:00ごろからかなり込みます。
歩くのも大変になるので、いろいろと食べ歩くのであれば、できれば10:00ごろから来るのが望ましいです。
②パエリアは11:00前ごろから
大人気のFurness Fish Grillのパエリアは10:00ごろにはまだ調理中です。
先に他の店での購入を済ませ、11:00前ごろにFurness Fish Grillに行きましょう。
③飲食スペースは鳩のフンに要注意
バラ・マーケットにはテーブルと椅子が置かれた、広めの飲食スペースがあります。
これはありがたいのですが、その頭上には大量の鳩が…
つまりフンが落ちてきます。
買ってきたものにフンが落ちたら台無しですよね。
利用時は頭上に注意してくださいね。
俺の頭にも落ちてきました
5.まとめ
ロンドンにあるバラ・マーケットは、たくさんの飲食店が連なった、食べ歩きに最適なフードマーケットです。
パエリアやキノコのリゾットなど、美味しい屋台料理がたくさんあります。
とても人気のあるマーケットなので、実際行かれる際は午前中のうちに行かれることをオススメします。
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