スペイン国鉄Renfeを利用しましたので、そのレビューと私の大失敗をもとに注意点をご紹介します。
私は持ってきた荷物の一部を没収され、その上60ユーロ(約9,900円!)も払うハメになりましたので、この記事をご覧頂いている方は、同じ轍を踏まないようにご注意ください…
※この記事は2024年3月時点のレート、1ユーロ=約165円で計算しています。
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1.利用した電車について
今回私が利用したのはスペイン国鉄のRenfeのavloという格安高速鉄道です。
スペインは鉄道がかなり発達しているのですが、利用客が少なく赤字…なんて噂もあります。
そのためかわかりませんが、チェックが厳しく、追加料金をしっかり取られました…
ちなみに、今回の旅程は以下の通りです。
ヨーロッパの交通機関予約サービスのOmioでチケットを購入しました。
■Omioのダウンロードはこちらから!
Omio -Apple store
Omio – Google play
【行き先】
バレンシア → マドリード
【所要時間】
約2時間
【料金】
7ユーロ(約1,155円)
2.利用時の注意点
ablo利用時の注意点(私がやらかした失敗)は、以下の通りです。
- 持ち込み荷物のサイズに制限がある
- 厳しい荷物検査がある
どちらも飛行機に乗る時より厳しい制限なので、注意が必要です!
※下記に詳細を記載していますが、実際利用される際はご自身のチケットもよく読んでください!
2−1.持ち込み荷物サイズの制限について
今までヨーロッパのいろんな電車に乗ってきましたが、手荷物のサイズ制限があるのは初めてでした…
とはいえ、がっつりチケットに書いてあったので、完全なるこちらの不手際です。
荷物は手荷物(小)とキャビン用スーツケース(大)を持ち込むことができ、それぞれ以下のサイズ制限があります。
【手荷物(小)】
36×27×25
【キャビン用スーツケース】
55×35×25
飛行機の預け荷物の平均サイズより小さい…
「このサイズ感では収まらない!」という場合には、追加料金を払ってより大きい荷物を持ち込むことができます。
追加荷物は、85×60×35までのサイズのものを持ち込みできるようになります。
私達は最終的にこの追加料金を払ったのですが、この追加料金というのが、下記のようにタイミングによって金額が大きく変わるので注意が必要です。
【チケット購入時】
10ユーロ(約1,650円)
【チケット購入後〜電車出発30分前】
15ユーロ(約2,475円)
※オンライン
【電車出発30分前】
30ユーロ(約4,950円)
追加料金を払わずに荷物を持ち込む場合、下記のようにサイズをチェックするための入れ物があるので、ここに実際入れてみる必要があります。
このサイズをオーバーするとその場で追加料金を払うように言われます。
私達のバックパックは2つとも、電車に乗る直前に追加料金を払うことになったので、60ユーロ(約9,900円)も払うハメになりました…
電車のチケット代は2人で14ユーロだったのに、荷物に30ユーロも払うなんて…
2−2.荷物検査について
もう一つ大失敗だったのが荷物検査です。
私達は調理器具セットを持っており、その中には料理用ハサミと包丁が含まれていました。
今まで様々な国を旅行してきましたが、空港でも駅でも、荷物検査で包丁は全く問題になったことはありません。
(空港では預け荷物の方に調理器具セットを入れていました)
しかし、このスペイン国鉄で初めて、包丁どころかハサミまでもが没収されることになったのです!
ここは詳しい基準がわかりませんが、刃物に当たるものがNGだと思うので、もしかすると眉毛バサミなどもダメかもしれないです。
まぁ包丁は当然といえば当然なのですが、今までスルーされてきたので驚きでした。
3.車内の様子
包丁やハサミを没収され、追加料金60ユーロを支払い、ようやく電車に乗ることができました。
車内は割と綺麗で、座席も通常程度にスペースがあり快適です。
電車内には下記の設備があります。
- Wifi
- ソケット
- トイレ
- 荷物を置くスペース
Wifiに接続する際は、下記のようにチケットの番号が必要になります。
4.まとめ
完全なる自業自得なのですが、荷物の一部を没収された上に、かなり高い追加料金を払うことになりました。
皆さんもチケットに書いてある内容はよく読んで、失敗のないようにご注意ください!
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