【ブルサ】観光スポット・グルメ・交通情報・予算など旅行に必須情報まとめ

※この記事にはプロモーションが含まれています。

ブルサ・ジュマルクズクの街並みとタイトル トルコ
トルコ

オスマン帝国初期の首都、ブルサについてご紹介します。
ブルサは観光スポットも多くあり、歴史的な街並みが見られる街です。
さらに、ご飯も安くて美味しいという、素晴らしい街です。
そんなブルサですが、日本からの観光客はあまり多くありません。
多くの人にブルサの魅力を知ってもらえるよう、しっかりご紹介していきます。

※この記事は2023/06時点のレート、1TL=約7円で計算しています。

1.おすすめ日数と滞在予算(1日あたり)

ブルサの見どころはコンパクトにまとまっていますが、空港が近くにありません。そのため、イスタンブールから2〜3時間ほどかけてブルサまで行くのがおすすめです。

1-1.長期旅行者向け

おすすめ日数…4日(中3日) 滞在予算…1人あたり約3,200円

1日目…グランドバザール・コザ・ハン観光、グランドモスク・イェシルモスク観光

2日目…ムラト2世とその他皇族のお墓、モスクを観光、ブルサ城観光

3日目…ジュマルクズク観光、グルメ食べ歩き

4日目…移動日

1−2.短期旅行者向け

おすすめ日数…3日(中2日) 滞在予算…1人あたり約3,200円

1日目…グランドバザール、グランドモスク、イェシルモスク、ブルサ城観光

2日目…ジュマルクズク、ムラト2世とその他皇族のお墓、モスク観光

3日目…移動日

滞在予算は、私たちが実際に5泊したときの出費から計算しています。宿(Airbnb、5泊で15,469円)と、食費・市内の交通費・日用品などの出費(5日間で約2,300TL=約16,100円)を合わせて約31,500円。1日あたり2人で約6,300円、1人あたり約3,200円でした。

2.ベストシーズン・服装

2-1.ベストシーズン

ブルサは結構徒歩で回ることが多いので、外で過ごしやすい時期に行くことをお勧めします。

ベストシーズン…3〜6月

私たちは6月上旬に滞在しました。

2-2.服装

女性…長ズボン(長スカート)。また、ヒジャブと長袖の羽織を持ち歩きましょう。

男性…長ズボン

ブルサはヒジャブを巻いている女性も多く、他の都市に比べて信仰が厚い印象です。(おそらく、オスマン帝国初期の皇帝たちのお墓が多くあることが関係している)

モスクやお墓に入る際はヒジャブが必要になりますので、ご注意ください。ヒジャブはグランドバザールでたくさん売っているので、50TL(約350円)ほどで入手可能です。

また、女性は手足をあまり見せない服装にするように心がけましょう。

3.ブルサで必ず訪れるべき場所

3-1.グランドバザール

ブルサのグランドバザールは、14世紀末にオスマン帝国4代目の皇帝バヤズィト1世が建てた屋根付き市場「ベデステン」を中心に広がる、歴史的なバザールです。

グランドバザールでは、生鮮食品から衣服、家具、雑貨まで!ありとあらゆるものが売っています。もちろん、飲食店もたくさんありますよ。

ちなみに、グランドバザールの中には「ハン」と呼ばれる、行商のための建物が数多くあります。その昔、ブルサはシルクロードの始発点であり、終着点でもありました。シルクロードを通ってやってくる商人たちがキャラバンを休めていたのがこの「ハン」です。

現在はハンの中はレストランやカフェが入っており、歴史的な空間の中で食事を楽しむことができます。

一番有名なのは、1491年にバヤズィト2世が建てた「コザ・ハン」で、このハンの中には多くのおしゃれなカフェがあります。ちなみにここのDondurmalı irmik helvasıというスイーツがめちゃめちゃおすすめなので、ぜひ食べてみてください!

Dondurmalı irmik helvası(ドンドゥルマル・イルミック・ヘルヴァス)は、セモリナ粉で作るヘルヴァとアイスクリームを合わせたスイーツです。私たちはHacı Şerif(ハジュ・シェリフ)というお菓子屋さんで食べて、61TL(約430円)でした。

ドンドゥルマル・イルミック・ヘルヴァス
Hacı Şerifのドンドゥルマル・イルミック・ヘルヴァス

3-2.ムラト2世、その他皇族のお墓、モスク(ムラディエ)

なぜかブルサの観光スポットとして知名度が低いのですが、ムラト2世とその他の皇族のお墓・モスクもおすすめです。

ここは「ムラディエ(Muradiye)」と呼ばれる複合施設で、1426年にムラト2世が建てたモスクのまわりに、皇族のお墓(テュルベ)が12棟並んでいます。

お墓やモスクの内装は非常に美しく、トルコらしいデザインになっています。また、イスラム教は土葬のため、土で敷き詰められた棺が中央に置かれています。(本当に遺体が入っているのかは定かではないですが…)

ムラディエの皇族のお墓の内部
ムラディエのお墓の内部。棺が並んでいます
ムラディエのお墓のタイル装飾
壁を彩るタイル装飾

また、この場所に限った話ではありませんが、ブルサの観光スポットはコンスタンティノープル陥落までの歴史を勉強すると、より一層楽しめます。

【豆知識】ムラト2世は、ビザンツ帝国からコンスタンティノープルを奪取した、メフメト2世のお父さんです。ムラト2世の2代前の皇帝の時代に、ティムール朝との戦いに敗れて国が荒れており、ムラト2世はその復興に努めた皇帝です。しかし、歴代の皇帝とは違い、まだ生きている時点で息子のメフメト2世(当時12歳)に皇位を譲ります。幼い子供が皇帝になったため、当然周辺の隷属国は反乱を起こし、オスマン帝国の大臣がムラト2世を復位させる…ということが何度か起こりました。復位するたびに周辺国をサッと鎮圧してしまうほど、とても強い皇帝でした。ちなみに、このときのムラト2世の復位事件もあり、メフメト2世はコンスタンティノープルの奪取を志したと考えられています。(歴代皇帝もできていないことを成し遂げて、自身の威厳を高めるため)

3-3.ジュマルクズク

ジュマルクズクはブルサ市内からバスで30分ほどの場所に位置する村です。ここは、オスマン帝国時代の街並みを色濃く残しており、ブルサ市内と合わせて世界遺産に指定されています。

コンパクトな村なので、2時間ほどの滞在時間になると思いますが、おすすめです。家の作りやカラフルな色づかいがとても可愛く、土産物屋さんやおしゃれなカフェがたくさんあります。

ジュマルクズクのカラフルな家
カラフルな家が並ぶジュマルクズク
ジュマルクズクの石畳の路地
石畳の路地

バス代も1人11.4TL(約80円)と安いので、ぜひ一度足を運んでみてください。私たちは市内中心部から市バスで向かいました(2023年6月、行きは2人で22.8TL、帰りは2人で20TL)。路線や乗り場は変わることがあるので、Googleマップのルート検索で確認するのが確実です。

4.ブルサの観光スポット

4-1.イェシルモスク

イェシルモスク(Yeşil Camii、緑のモスク)は、オスマン帝国5代目の皇帝メフメト1世が建てたモスクです(1424年ごろ完成)。名前の通り、内部は緑や青のタイルで彩られていて、礼拝堂の中央には泉があります。

向かいには、メフメト1世が眠るイェシル廟(Yeşil Türbe、緑の霊廟)があります。外壁が青緑色のタイルでおおわれた八角形の建物で、中にはタイル装飾の棺が置かれています。モスクとセットで見学するのがおすすめです。

イェシル廟の外観
青緑色のタイルでおおわれたイェシル廟
イェシル廟の内部とメフメト1世の棺
イェシル廟の内部(写っている人物にはモザイクをかけています)

4-2.グランドモスク(ウルジャーミィ)

ブルサのグランドモスク(Ulu Camii、ウルジャーミィ)は、1396〜1399年にバヤズィト1世が建てたモスクです。20個のドームが並ぶ大きな建物で、礼拝堂の中央に清めのための泉(シャドゥルヴァン)があるのが特徴です。グランドバザールのすぐ隣にあるので、バザール観光と合わせて立ち寄れます。

4-3.ブルサ城

ブルサ城は、旧市街の高台(トプハーネ地区)に城壁が残る一帯です。今は公園になっていて、時計塔が立ち、オスマン帝国を建国したオスマン1世と2代目のオルハンのお墓もあります。

高台からはブルサの街を一望できます。私たちはブルサに着いた日の夕方に行きました。

ブルサ城の高台からの街の眺め
高台から見たブルサの街
トプハーネの時計塔
ブルサ城の高台に立つ時計塔

4-4.ピデリキョフテ(Kayhan İzzet-i İkram Pideli Köfte)

ピデリキョフテは、一口大に切ったピデ(パン)の上にキョフテ(トルコ風の肉団子)をのせ、トマトソースをかけたブルサの名物料理です。

私たちは「Kayhan İzzet-i İkram Pideli Köfte」というお店で食べました。肉肉しくて美味しかったです。味つけはシンプルですが、何かしらの香辛料が入っていて、ハンバーグとは少し違った味わいです。お店の前の席から通りを眺めながら食べられるのも良かったです。夕食は2人で270TL(約1,890円)でした(2023年6月)。

ピデリキョフテ(ピデの上にキョフテとトマトソース)
Kayhan İzzet-i İkram Pideli Köfteのピデリキョフテ

4-5.食べ歩き

ブルサは栗の産地として知られ、栗を砂糖漬けにしたケスターネ・シェケリ(Kestane şekeri)が名物です。街のあちこちにお店があり、私たちも6/9に135TL(約950円)、6/12に25TL(約180円)分の栗のお菓子を買いました。

ケスターネ・シェケリ(栗の砂糖漬け)
ブルサ名物のケスターネ・シェケリ

コザ・ハンの項目で紹介したドンドゥルマル・イルミック・ヘルヴァスも、食べ歩きにぴったりです。

5.おすすめグルメ

5-1.イスケンデルケバブ

ブルサ発祥の料理といえば、イスケンデルケバブです。薄く削いだドネルケバブをピデ(パン)の上にのせ、トマトソースと溶かしバターをかけて、ヨーグルトを添えた料理です。19世紀にブルサのイスケンデル・エフェンディが考案したと言われています。

私たちは、元祖とされるお店「Kebapçı İskender(ケバプチュ・イスケンデル)」に行きました。2人で564TL(約3,950円)でした(2023年6月)。

ケバプチュ・イスケンデルの外観
元祖とされるKebapçı İskender
イスケンデルケバブ
イスケンデルケバブ

5-2.ロカンタ(大衆食堂)

安く済ませたいときは、ロカンタ(大衆食堂)が便利です。私たちが入ったお店には「おかず・ピラフ・デザートで50TL」という看板が出ていました(タスケバブは別料金)。2人の夕食で115TL(約800円)でした。

「おかず・ピラフ・デザートで50TL」のロカンタの看板
「YEMEK PİLAV TATLI 50₺」の看板
ロカンタの料理
ロカンタで食べた夕食

5-3.スープ屋さん

トルコ各地にあるスープ専門店(〜çorbacısı)は、ブルサにもあります。私たちはDamak Çorbacısıというお店で、羊の胃のスープ、イシュケンベチョルバスを食べました。

イシュケンベチョルバス(羊の胃のスープ)
ブルサで食べたイシュケンベチョルバス

トルコのスープやほかの料理は、こちらの記事でまとめて紹介しています。
魅惑のトルコ料理を27個紹介!前菜からメイン、スイーツまで!

6.市内交通

ブルサ市内の移動は、市バスとメトロ(ブルサライ)が便利です。乗車には交通カード「ブルサカルト(BursaKart)」を使います。バスターミナルなどに、カードの購入・チャージ機が置いてあります。

ブルサカルトの購入・チャージ機
バスターミナルにあるブルサカルトの購入・チャージ機

長距離バスが着くバスターミナル(オトガル)は、中心部から離れています。私たちはバスターミナルから96番の市バスで中心部へ向かいました。運賃は1人11.4TL(約80円)でした(2023年6月)。

路線は変わることがあるので、乗る前にGoogleマップで確認しておくと安心です。

7.治安

ブルサの治安に不安は感じませんでした。ただ、夜遅い時間の様子はわからないので、暗くなってからの一人歩きは控えめにしておくと安心です。

グランドバザールなど人が多い場所では、スリに気をつけて、荷物は体の前で持つようにしましょう。

8.他の都市への移動方法

8-1.チャナッカレ→ブルサ

私たちはチャナッカレから長距離バスでブルサへ移動しました。バス代は2人で460TL(約3,220円)でした(2023年6月)。

8-2.ブルサ→イスタンブール

ブルサからイスタンブールへは、バスとフェリーを乗り継いで移動しました。ブルサ市内からバスで港町ムダンヤ(Mudanya)まで行き、フェリーでマルマラ海を渡って、イスタンブールのエミノニュ(Eminönü)に着きました。フェリー代は2人で310TL(約2,170円)、港までのバス代は2人で43.1TL(約300円)でした(2023年6月)。

9.まとめ

オスマン帝国最初の首都ブルサは、モスクや皇族のお墓、バザールなど、歴史を感じられる見どころがコンパクトにまとまった街です。イスケンデルケバブや栗のお菓子などグルメも充実していて、私たちの滞在では1日あたり1人約3,200円で過ごせました。イスタンブールからフェリーで行けるので、トルコ旅行の行程にぜひ組み込んでみてください。

トルコ全体でかかった費用は、こちらの記事で紹介しています。
トルコ旅行の費用は?33泊34日、2人で26.4万円【世界一周費用】

コメント

タイトルとURLをコピーしました