魅惑のトルコ料理を27個紹介!前菜からメイン、スイーツまで!

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ドネルケバブのお皿と「魅惑のトルコ料理」の文字 トルコ
トルコ

トルコ料理は、フランス料理・中華料理と並んで「世界三大料理」のひとつと言われています。

私達は世界一周中、2023年の5〜6月と、2023年11月〜2024年1月の2回にわたってトルコに滞在し、合わせて3ヶ月ほど各地で食べ歩きました。その中で実際に食べたトルコ料理を、前菜からメイン、スイーツまでご紹介します。

値段は当時の出費メモをもとに記載しています(2023年5月時点は1リラ=約7円、2023年12月時点は1リラ=約5円で計算)。トルコはインフレが激しく、リラ建ての値段はすぐに変わってしまうので、円換算の金額を目安にしてください。

1.前菜

1−1.ミディエドルマ(Midye dolma)

ムール貝の殻に、スパイスの効いたピラフを詰めた料理です。レモンをぎゅっと搾って、殻ごと口に運んでいただきます。

屋台や専門店で1個から買える、トルコの定番の軽食です。アンカラでは20個で100リラ(約700円)でした(2023年5月)。

レモンを添えたムール貝の詰め物、ミディエドルマ
ミディエドルマ。レモンを搾っていただきます

2.スープ

2−1.レンズ豆のスープ(Mercimek çorbası)

レンズ豆のポタージュスープです。
トルコで、スープ(çorba)と言ったら、基本的にレンズ豆のスープと思って良いと思います。
(他のスープは「鶏肉のスープ」のように具材の名前がつきます)

コーンポタージュのように甘いわけではなく、どちらかというと旨味たっぷりなスープです。

非常にシンプルなスープなのですが、意外と奥が深く、いろんなお店で食べてみると、ここのお店のスープが一番美味しい!というものに出会ったりします。

ロカンタ(食堂)でも、ドネル(ラップサンド屋さん)でも、だいたいどこでもレンズ豆のスープはあります。
セットメニューでスープ付きと書いてあったら、ほとんどはレンズ豆のスープだと思います。

いろんなお店で食べ比べしてみてください。

レンズ豆のスープ(メルジメッキチョルバス)
カッパドキアで食べたレンズ豆のスープ

★カッパドキアのおすすめ店:Cappadocian Cuisine

2−2.ケッレパチャ(Kelle paça çorbası)

羊の脳みそのスープがケッレパチャです。

「脳みそ…まずそう…」
とか思わないでください!
これがかなり美味しいんです!

そんな珍味な部分だと臭いんだろうな〜と思って食べたのですが、これが臭くありません!
その代わり野性的な肉の旨味・出汁がすごいです。

味付けはとてもシンプルなことが多く、肉の出汁とにんにく(強め)、塩コショウといった具合です。

写真を見ればすぐに、脂の量がすごい…と思われると思いますが、レモン汁を入れるためか、見た目ほどのくどさはありません。

トルコでは二日酔いの日や、飲み屋の帰りに飲んだりする滋養強壮系スープ(ウコン的な?)なんだそうです。

日本では羊の脳みそなんて食べられませんので、ぜひ挑戦してみてください!
スープ料理屋さん(〜〜çorbasıなどの店名)にあります。

レモンを添えたケッレパチャ
チャナッカレで食べたケッレパチャ

★チャナッカレのおすすめ店:Kordon Çorba(ケッレパチャやイシュケンベ、レンズ豆のスープなどが揃うスープ専門店)

チャナッカレのスープ専門店Kordon Çorbaの外観
チャナッカレのKordon Çorba(写っている人物にはモザイクをかけています)
Kordon Çorbaの入口とスープのメニュー
窓にはスープのメニューがずらり(写っている人物にはモザイクをかけています)

2−3.イシュケンベチョルバス(İşkembe çorbası)

こちらはケッレパチャと似ていますが、少し入っている具材が異なります。

イシュケンベチョルバの方は羊の胃が入っているのです。
そのためハチノスなどの部位が入っています。
また、仕上げに赤色のレッドペッパーオイルがかかっていることも多いです。

味としてはケッレパチャとかなり似ていて、ガツンとにんにくが効いていながらも、肉の出汁がしっかり出た優しい味のスープです。

こちらもレモンを絞ると爽やかになって、より美味しさが増します。
スープ料理屋さん(〜〜çorbasıなどの店名)にあります。

アンタルヤのスープ屋さんでは、イシュケンベチョルバが90リラ(約450円)でした(2023年12月)。

羊の胃袋のスープ、イシュケンベチョルバ
アンタルヤで食べたイシュケンベチョルバ
イシュケンベチョルバス(羊の胃のスープ)
ブルサで食べたイシュケンベチョルバス

ブルサのスープ屋さんやイスケンデルケバブなどのグルメは、こちらの記事で紹介しています。
【ブルサ】観光スポット・グルメ・交通情報・予算など旅行に必須情報まとめ

★アンタルヤのおすすめ店:Çorbacı Ali Baba(詳しくはアンタルヤの記事で紹介しています)

2-4.タヴクチョルバ(Tavuk çorbası)

タヴク=鶏肉ということで、鶏肉のスープです。

鶏白湯のような白濁したスープです。
鶏の出汁はしっかり出ていますが、味は濃くなく、あっさりしています。
(塩気も少なめ)

どちらかというとお腹に優しそうなお味で、素朴な美味しさです。

ロカンタやスープ料理屋さん(〜〜çorbasıなどの店名)にあります。
他にはイートインできるパン屋さんにもありました。
比較的見つけやすいスープなので、ぜひ飲んでみてください!

タヴクチョルバ(鶏肉のスープ)
白濁したタヴクチョルバ

2−5.エゾゲリンチョルバ(Ezogelin çorbası)

少し梅みたいな味がする赤色のスープが、エゾゲリンチョルバです。

実際にはもちろん梅は使われていません。
トマトや玉ねぎなどの野菜とチリ、そしてミントが入ってます。

塩っけとミントの爽やかな後味で、梅干しを思い起こさせるのかもしれません。

野菜の旨味と梅みたいな爽やかさが共存したスープで、1回飲むとクセになります。

スープ料理屋さん(〜〜çorbasıなどの店名)にあることが多いです。
ロカンタ(大衆食堂)でも、たまに見かけます。

エゾゲリンチョルバ(赤いスープ)
エゾゲリンチョルバ

3.サラダ

3−1.チョバンサラダ(Çoban salatası)

トルコで一番よく見かけるのが、「羊飼いのサラダ」という意味のチョバンサラダです。

角切りのトマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマンにパセリを合わせ、レモン汁とオリーブオイルで和えたシンプルなサラダです。ロカンタ(食堂)やケバブ屋さんなど、ほとんどのお店で注文できます。

チョバンサラダ(羊飼いのサラダ)
角切り野菜のチョバンサラダ

3−2.イタリアンパセリのサラダ

ケバブ屋さんで付け合わせとしてよく出てくるのが、イタリアンパセリと玉ねぎのサラダです。

赤紫色のスパイス「スマック」で和えてあることが多く、さっぱりとした酸味があります。脂の多いケバブと一緒に食べると口の中がすっきりします。

イタリアンパセリと玉ねぎのサラダ
イスタンブールで食べたイタリアンパセリのサラダ

3−3.ピヤズ(Piyaz)

白いんげん豆のサラダです。

一般的には豆と玉ねぎ、パセリを酢とオイルで和えたものですが、アンタルヤのピヤズはゴマのペースト(タヒニ)を使ったドレッシングをかけ、ゆで卵をのせるのが特徴です。

アンタルヤ名物のピヤズと生野菜、パン
アンタルヤで食べたピヤズ

★アンタルヤのおすすめ店:Adsız Kebap(詳しくはアンタルヤの記事で紹介しています)

4.メイン(肉)

4−1.レバーと野菜の煮込み

レバーとピーマンなどの野菜を煮込んだ料理です。

レバーの臭さは全くなく、クセも控えめです。
そして肉の旨味と野菜の旨味がしっかり出ていて美味しいです。

レバーはあまり好きじゃない夫が「美味しい」と言っているぐらいでした。

レバーと野菜の煮込み
アンタルヤのスープ屋さんで食べたレバーの煮込み

ロカンタ(Locanta、食堂)などでよく見かけるメニューです。

4−2.キョフテ(Köfte)

ひき肉に玉ねぎやスパイスを混ぜて焼いた、トルコ風のハンバーグ(ミートボール)です。

地域ごとに名物のキョフテがあり、串に刺して焼く「シシキョフテ」はアンタルヤの名物。ピデ(パン)の上にのせて出てくることが多く、下のパンに肉汁が染みています。

ピデの上にのったシシキョフテ
アンタルヤで食べたシシキョフテ

4−3.壺ケバブ(Testi Kebabı)

壺ケバブはカッパドキアの名物料理です。

その名の通り、壺の中でじっくり調理されたアツアツのケバブ(肉)が楽しめます。
野菜の旨味が染み込み、口の中でとろけてしまいそうな肉はまさに絶品!

トルコにケバブ料理はたくさんありますが、壺ケバブはイチオシです。

ちなみに、壺は使い捨てなようで、提供時に壺を割って料理を出すというパフォーマンス付き。笑
(破片が入ったりはしませんのでご心配なく!)

とても美味しい壺ケバブなのですが、残念ながら、カッパドキア以外では見たことがありません。
カッパドキアに行かれる際はマストで食べたほうが良いと思います!

私達がカッパドキアで食べたときは、壺ケバブが380リラ(約2,000円)でした(2023年11月)。

封をした壺ケバブの壺
壺ケバブは封をした壺で運ばれてきます
割った壺に入った壺ケバブ
壺を割ると、中には肉と野菜の煮込みが

★カッパドキアのおすすめ店:Cappadocian Cuisine

4−4.ドネルケバブ(Döner kebap)

日本でもおなじみのドネルケバブ。大きな肉の塊を回転させながら焼き、表面を削ぎ切りにして提供します。

トルコでは、お皿にご飯や野菜と一緒に盛る「ポルション」、薄いパンで巻く「デュリュム」、パンに挟むスタイルなど、食べ方もいろいろ。アンカラでは、ドネルのお皿2人分で290リラ(約2,030円)でした(2023年5月)。

トマトと青唐辛子を添えたドネルケバブのお皿2つ
アンカラで食べたドネルケバブ

4−5.シシケバブ(Şiş kebap)

角切りにした羊肉や牛肉を串に刺して、炭火で焼いたケバブです。

シンプルに塩とスパイスで味付けされていて、肉そのものの旨味を楽しめます。付け合わせの焼き野菜やパン、先ほどのイタリアンパセリのサラダと一緒に出てくることが多いです。

5.メイン(魚)

三方を海に囲まれたトルコは、魚料理も豊富です。

5−1.サバサンド(Balık ekmek)

焼いたサバを玉ねぎやレタスと一緒にパンに挟んだ、トルコ風のサバサンドです。イスタンブールの港沿いの屋台が有名ですが、他の街でも食べられます。

値段は1つ80リラ(約560円)(2023年5月)、イスタンブールでは1つ120リラ(約600円)でした(2024年1月)。

サバサンド(バルックエキメッキ)
トラブゾンで食べたサバサンド

5−2.ハムシのフライ

黒海でとれるカタクチイワシ「ハムシ」のフライは、トラブゾンなど黒海沿岸の名物です。

小さな魚を丸ごとカラッと揚げてあり、レモンを搾って骨ごといただきます。トラブゾンで食べた魚料理は170リラ(約1,190円)でした(2023年5月)。

お皿に並んだハムシ(カタクチイワシ)のフライ
トラブゾンで食べたハムシのフライ

6.メイン(野菜など)

6−1.サルマ

こちらは味付けされた米(ピラフ)をぶどうの葉で包んだ料理です。

ぶどうの葉?なにそれ美味しいの?

と思われるかもしれませんが、これが結構美味しいんです。

ぶどうの葉は、例えるなら非常に薄いロールキャベツのような食感です。
少し酢漬けにされていて、やや酸っぱい味と中のピラフのしっかりした味がよく合います。

作るのが結構手間な料理だそうで、お祝いごとがあったときに作ることが多い、とトルコ人から聞きました。

なかなかサルマを出している店は少ないのですが、ロカンタ(Locanta、食堂)で見かけたことがあります。
見つけたらぜひ食べてみてください。

サルマ(ぶどうの葉で米を包んだ料理)が並ぶ食卓
奥の細長い料理がサルマ

6−2.ムサカ(Musakka)

ギリシャ料理としても有名なムサカですが、トルコのムサカはギリシャのように重ね焼きではありません。
ナス・肉・トマト等を炒め煮にした料理です。

肉や野菜の旨味が染み込んだトロトロのナスは、ごちそうとも言えるレベルの美味しさです!

トルコ料理は本当にナスの調理レベルが高いのですが、その中でムサカは王道とも言えるナス料理です。
ロカンタにあることが多いです。
スープ料理屋さん(〜〜çorbasıなどの店名)のメニューにもたまにあります。

トルコのムサカ(ナスと肉の炒め煮)
トルコのムサカ

6−3.keşkek(ケシュケキ)

世界無形文化遺産にも指定されている、伝統的なトルコ料理です。

結婚式や葬儀の際などに、親戚一同集まって作る料理で、一部餅つきのような工程があったり、音楽を奏でながら楽しんで作ります。

食感はおかゆをさらに粘っこくしたようなイメージで、ガツンとした味ではないですが、肉の旨味が出た料理です。
小麦も入っているのでプチプチとした食感も楽しめます。

これはトルコ人の友人宅に泊まっているときに食べさせてもらいました。
(ちょうど里帰り後で、里帰り中に作ったそうです)

あまりケシケキを提供しているお店は多くないと思いますが、探される場合はGooglemapsで「keşkek」と検索すると出てくるかもしれません。
トルコの伝統を感じられる良い機会になると思いますので、ぜひ食べてみてください!

7.パン系

7−1.エクメック(Ekmek)

トルコの主食となるパンです。外はパリッと、中はふんわりとしたバゲットのようなパンで、ロカンタ(食堂)では料理を頼むと無料で付いてくることがほとんどです。

パン屋さんやスーパーで買っても、アンカラでは1つ10リラ(約70円)(2023年5月)、アンタルヤでは7.5リラ(約38円)(2023年12月)と、とても安く手に入ります。

7−2.ピデ(Pide)

舟形の生地にひき肉やチーズ、卵などをのせて石窯で焼いた、トルコ風のピザです。

アンタルヤのパン屋さんでは、ひき肉入りの小さなピデが1つ20リラ(約100円)。私達は朝ごはん代わりによく買って食べていました。

紙に包まれたひき肉入りのピデ
アンタルヤのパン屋さんのピデ

★アンタルヤのおすすめ店:SAKARYA PİDE FIRINI(詳しくはアンタルヤの記事で紹介しています)

7−3.ラフマジュン(Lahmacun)

薄く伸ばした生地に、ひき肉とトマト、玉ねぎなどを混ぜたペーストを塗ってパリッと焼いた料理です。

パセリなどの生野菜をのせ、レモンを搾ってくるくる巻いて食べるのがトルコ流。ピデよりも生地が薄く、軽く食べられます。

ラフマジュン
アンカラで食べたラフマジュン

7−4.ギョズレメ(Gözleme)

薄く伸ばした生地にチーズやほうれん草、じゃがいもなどの具を包み、鉄板で焼いたトルコ風のクレープです。

観光地の屋台などで、女性が目の前で生地を伸ばして焼いてくれることも多く、焼きたてを食べられます。

ギョズレメ(トルコ風クレープ)
ギョズレメ

7−5.ボレク

ボレクはおかず系デニッシュパンです。

デニッシュパンといってもパリパリ感は少なく、内側はむしろもっちりしています。
中には野菜やひき肉などが入っていて、生地感はもちろん、味も美味しい惣菜パンです。

トルコ内のあらゆるベーカリー(Fırın・フィルィン)で買うことができます。

ボレク(おかず系のパン)
ボレク

8.スイーツ

8−1.かぼちゃのスイーツ(Kabak tatlısı)

かぼちゃを砂糖でじっくり煮た、トルコの冬の定番スイーツです。

上からゴマのペースト(タヒニ)と砕いたくるみをかけるのが定番で、かぼちゃの甘さとタヒニのコクがよく合います。ケバブ屋さんなどで食後のデザートとして頼めます。

タヒニとくるみをかけたかぼちゃのデザート
アンタルヤで食べたかぼちゃのスイーツ

8−2.ペイニルヘルヴァス(Peynir helvası)

チーズを使った焼き菓子で、チャナッカレやゲリボル半島の名物です。

塩気のないチーズにセモリナ粉と砂糖、バターを合わせて焼き上げたもので、表面は香ばしく、中はしっとり。チーズケーキとも違う、素朴な甘さのお菓子です。チャナッカレでは街なかのお菓子屋さんで買うことができます。

チャナッカレ名物のチーズのお菓子、ペイニルヘルヴァス
ペイニルヘルヴァス

8−3.バクラヴァ(Baklava)

薄いパイ生地を何層にも重ね、ナッツを挟んで焼き上げ、シロップをたっぷり染み込ませたトルコを代表するスイーツです。

ピスタチオを使ったものが有名で、専門店のショーケースにはいろいろな形のバクラヴァが並んでいます。とても甘いので、チャイ(トルコの紅茶)と一緒にいただくのがおすすめです。

ピスタチオをのせた色々な形のバクラヴァ
いろいろな種類のバクラヴァ

9.まとめ

トルコで実際に食べた料理を、前菜からスイーツまでご紹介しました。

スープ1杯が100リラ前後(約500円)、ピデやサバサンドなら数百円と、屋台や食堂の料理は手頃な値段で楽しめます。一方で、日本ではなかなか見かけない羊の脳みそや胃袋のスープ、カッパドキアの壺ケバブなど、その土地ならではの料理に出会えるのもトルコの魅力です。

トルコを訪れたら、ぜひいろいろな料理に挑戦してみてください!

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