2024年5月、マチュピチュ観光の帰りにオリャンタイタンボで途中下車し、タクシーでモライとマラス塩田を回ってきました。
この3か所は、クスコとマチュピチュの間に広がる「聖なる谷」にある人気の観光スポットです。マチュピチュへの行き帰りに組み込みやすいので、ぜひ寄ってほしい場所です。
今回は、実際に回ったルートと行き方・チケット・料金、それぞれの見どころをご紹介します!
◆ペルーのその他の記事はこちら!




※この記事は2024年5月時点のレート、1ソル=約42円で計算しています。
1.今回回ったルートと費用
私たちはマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)に泊まった翌朝、電車でオリャンタイタンボへ向かい、そこから1日かけて観光してクスコに戻りました。
| 時間 | 内容 |
| 朝 | マチュピチュ村から電車でオリャンタイタンボへ |
| 11:45ごろ | タクシーでモライへ |
| 12:50ごろ | マラス塩田 |
| 14:30ごろ | オリャンタイタンボに戻り、遺跡を見学 |
| 16:45 | オリャンタイタンボ駅から送迎バンでクスコへ(18:15ごろ着) |
かかった費用(2人分)はこちらです。
| 項目 | 金額(2人分) |
| 周遊券(BTCI) | 260ソル(約10,900円) |
| タクシー(オリャンタイタンボ発着) | 120ソル+チップ20ソル(約5,900円) |
| マラス塩田の入場料 | 40ソル(約1,700円) |
| オリャンタイタンボ→クスコの送迎バン(Peruways) | 26.57ドル(約4,100円) |
オリャンタイタンボからクスコへは、Peruwaysというサイトで事前に予約した送迎バンで戻りました。オリャンタイタンボ駅の出口でスタッフが名前を呼んで車まで案内してくれる仕組みです。16:45発で、クスコには18:15ごろに到着しました。
マチュピチュ村からオリャンタイタンボまでの電車や、そのほかのクスコ⇔オリャンタイタンボの移動手段は、こちらの記事で詳しく解説しています。
クスコからマチュピチュ村までの行き方紹介!一番早い・一番安いルートは?
2.チケットについて
2-1.モライ・オリャンタイタンボは周遊券(BTCI)が必要

モライとオリャンタイタンボの遺跡は、個別のチケットではなくクスコ周遊券(Boleto Turístico del Cusco)で入場します。
私たちが買ったのは、全16か所に入れるBTCI(Boleto Turístico del Cusco Integral)で、料金は1人130ソル(約5,460円)でした。使い始めてから10日間有効です。(2024年5月時点・外国人料金)
対象には、モライ・オリャンタイタンボのほか、ピサック、チンチェロ、サクサイワマンなどクスコ周辺の遺跡や博物館が含まれています。クスコにしばらく滞在するなら、このBTCIを買っておくのがおすすめです。
私たちは最初に訪れたモライの入口でBTCIを購入しました。
2-2.マラス塩田は別料金(現金のみ)

マラス塩田は周遊券の対象外で、入口で別に入場料を払います。
| 区分 | 料金 |
| 外国人 | 20ソル(約840円) |
| ペルー人 | 15ソル |
看板にも「SOLO EFECTIVO – CASH ONLY」とある通り、支払いは現金のみです。小銭を用意しておきましょう。
3.行き方(タクシーがおすすめ)
モライとマラスは、オリャンタイタンボやクスコからの公共交通機関がほとんどなく、タクシーかツアーで行くのが一般的です。
私たちはオリャンタイタンボでタクシーをつかまえて、オリャンタイタンボ → モライ → マラス塩田 → オリャンタイタンボと回ってもらい、120ソル(約5,040円)+チップでした。各スポットでは運転手さんが待っていてくれるので、見学の時間を気にせず回れます。
2人以上で行くなら、タクシーを1台貸し切って回るのが手軽でおすすめです。料金は乗る前に交渉して決めておきましょう。

ツアーではなく自分たちで回ったので、それぞれの場所で自由に時間が取れて良かったです!
4.モライ

モライは、すり鉢状に何段も重なった円形の段々畑が残る遺跡です。
インカの時代に、段ごとの温度や日当たりの違いを利用して作物の栽培実験をしていた場所だと考えられています。

上から見下ろすと、きれいな同心円が何重にも広がっていて、自然の地形をこんなふうに作り変えた技術に驚かされます。
5.マラス塩田

マラス塩田は、谷の斜面いっぱいに小さな塩田が段々に並ぶ、とても不思議な景色の場所です。

山から湧き出る塩水(Manantial=湧き水)を水路で引き込み、それぞれの塩田で天日干しにして塩を作っています。インカより前の時代から続いている塩作りと言われています。

近くで見ると、塩田一つひとつの形や色が少しずつ違っていて、見ていて飽きません。

売店ではここで作られた塩が売られていて、私たちもお土産に買いました。
6.オリャンタイタンボ遺跡

オリャンタイタンボは、マチュピチュ行きの電車が出る駅がある町で、町のすぐ横に大きなインカの遺跡があります。
山の斜面に沿って巨大な段々畑(アンデネス)が続いていて、下から見上げるとその迫力に圧倒されます。

段々を上まで登ると、精密に積まれた石組みが残っています。

上からは、谷に広がるオリャンタイタンボの町並みを見下ろせます。インカ時代の区画が今も残る町としても知られています。

遺跡の下の方には、石を削って作られた水路や水場があり、今も水が流れています。

遺跡の中ではリャマがのんびりくつろいでいました。
7.注意点
モライ・マラス・オリャンタイタンボ観光の注意点
- 現金を用意:マラス塩田の入場料は現金のみです。タクシー代も現金で用意しておくと安心です。
- 日差し対策:どこも標高が高く、日陰の少ない屋外です。帽子・サングラス・日焼け止めがあると安心です。
- 段々は無理せず:オリャンタイタンボ遺跡は急な階段が続きます。高地なので、ゆっくり登りましょう。
- 周遊券は期間内に:BTCIは10日間有効です。クスコ周辺の観光予定とあわせて使い始める日を決めましょう。
8.まとめ

モライの円形の段々畑も、谷いっぱいの塩田も、オリャンタイタンボの巨大な遺跡も、全てが新鮮で楽しかったです。
オリャンタイタンボ・モライ・マラス塩田は、マチュピチュへの行き帰りに1日あればまとめて回れる観光スポットです。
タクシーを使えば自分たちのペースで回れて、2人で120ソル+チップと料金もそこまで高くありません。マチュピチュとはまた違ったインカの技術や景色を楽しめるので、ぜひ旅程に組み込んでみてください!

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