【2024/04最新】アルゼンチン入国後に現金入手するならウエスタン・ユニオンがおすすめ!

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アルゼンチン

アルゼンチンはインフレ中の国で、現地通貨(アルゼンチンペソ)の価値がどんどん下落しています。

そのため、アルゼンチンを旅行する際の現金入手方法は、他の国と比べてかなり特殊になります。

今回は現金入手方法をまとめてご紹介するとともに、おすすめの入手方法Western Unionの利用方法と注意点を深く掘り下げてご紹介します!

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1.アルゼンチン通貨で気をつけたいこと

アルゼンチン、ウエスタンユニオン

アルゼンチンはインフレ中のため、他の国とは異なる注意点があります。

  1. 現地通貨(アルゼンチンペソ)を持ちすぎてはいけない
  2. 公式レートとブルーレートを使い分ける
  3. ATMでのキャッシングは極力利用しない

それぞれ少し掘り下げていきます。

①現地通貨(アルゼンチンペソ)を持ちすぎてはいけない

インフレ中なので当然ですが、2週間など少し長めの旅行の場合、旅行の初めと終わりでアルゼンチンペソの価値が全く変わってしまっている可能性があります。

短期の旅行であっても、必要以上のお金をアルゼンチンペソに両替するのは損する可能性大です。

②公式レートとブルーレートを使い分ける

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アルゼンチン人の方は貯蓄をする際、自国通貨ではなく米ドルで貯蓄をするため、ドルの価値がどんどん上昇しています。

その結果、一般の人が使う非公式レート(ブルーレート)は、空港や銀行が使用している公式レートとかなり差がある金額になっています。

どのくらい差があるかを具体例をもとにご説明します。

5万円をアルゼンチンペソに両替する場合、下記のように金額に差が出ます。

【公式レート】
約287,097 ARS(アルゼンチンペソ)
※1ドル=890ARS

【ブルーレート】
約327,419 ARS(アルゼンチンペソ)
※1ドル=1,015ARS

約40,322 ARS、つまり約6,452円分の差となります。

5万円の両替で6,452円の差が出るって大きすぎますよね…

つまり、他通貨→アルゼンチンペソに両替するときはブルーレートで両替したほうがお得になります。

ちなみに、クレジットカード利用時はブルーレートが採用されるようです。
(公式レートの意味とは一体…)

③ATMでのキャッシングは極力利用しない

海外で現地通貨の現金を調達する手段として、ATMのキャッシングはメジャーだと思いますが、アルゼンチンではATMキャッシングは非推奨です。

というのも、ATMの引き出し限度額が15,000ARS(約2,400円)という低さであることに加えて、
ATM手数料が一回5,000ARS(約800円)以上という、信じられない設定になっています。

吹き出し用_夫

限度額まで引き出しても30%分も手数料かかるなんて…

ちょっと笑えない金額ですよね。

ATMキャッシングはダメ、絶対。

では、どうやって現金を手に入れればいいか?を次章で解説します。

2.現金入手の選択肢

アルゼンチン、ウエスタンユニオン

現金を入手する手段は下記の3つがあります。

  1. 米ドル→アルゼンチンペソへ両替所で両替
  2. ウエスタン・ユニオン(海外送金)を利用
  3. ATMキャッシング

1がアルゼンチンで一番メジャーな手段で、アルゼンチンに行く前に米ドルを確保しておきます。

2はほとんどの日本人が利用していないと思いますが、私としては超おすすめの方法です。
ヨーロッパから来ている人は、かなり利用している人が多いようです。
(詳しくは3.ウエスタン・ユニオンのおすすめポイントを参照)

3は手数料があり得ないので、絶対やめたほうがいいです。
(詳しくは③ATMでのキャッシングは極力利用しないをご覧ください。)

ちなみに、首都ブエノスアイレスではかなりクレジットカードが普及しています。
クレジットカードが使える場合は、クレジットカードを使っていくことがおすすめです!

3.ウエスタン・ユニオンのおすすめポイント

3−1.アルゼンチン国内に入ってからでも調達可能

これが一番のメリットなのですが、ウエスタン・ユニオンを使わないと、
入国前に十分なドルを手に入れられなかった場合に詰みます。

地獄のような手数料のATMで、何度もキャッシングし続けるしかないです。

しかし、ウエスタン・ユニオンの海外送金サービスを使えば、ATMよりはるかに安い手数料で現金を手に入れることができます。

米ドルを調達し損ねた場合、または足りなくなってしまった場合は、ウエスタン・ユニオンを利用しましょう。

3−2.レートが非常に良い

これはおそらくアルゼンチンだけだと思うのですが、ウエスタン・ユニオンの為替レートが非常に良いです。

実際に4万円を送金してアルゼンチンペソで受け取ったのですが、ブルーレートより良いレートでした。
(ブルーレートについては、②公式レートとブルーレートを使い分けるをご覧ください)

4万円をアルゼンチンペソに両替すると…

【ウエスタン・ユニオン】
271,862 ARS

【ブルーレート】
261,935 ARS

【公式レート】
229,678 ARS

ウエスタン・ユニオン利用時とブルーレートの差額は約10,000ARS(1,600円)なので、
ウエスタン・ユニオンの送金手数料(1,500円)を加味しても、ブルーレートより少し良いくらいです!

■参考 ウエスタン・ユニオン 送金手数料一覧
https://www.westernunion.com/content/wucom/Countries/en_JP/send-money-in-person-jp.html

3−3.初回手数料無料

ウエスタン・ユニオンの送金手数料は安くはないです。

海外送金ですし、ウエスタン・ユニオンもビジネスなのでそこはしょうがないと思います。

送金資金手数料
1−10,000円990円
10,001−50,000円1,500円
50,001−100,000円3,000円
100,001−250,000円5,000円
250,001−500,000円7,000円
500,001−1,000,000円9,000円

参考 ウエスタン・ユニオン 送金手数料一覧
https://www.westernunion.com/content/wucom/Countries/en_JP/send-money-in-person-jp.html

しかし、ウエスタン・ユニオンは初回は手数料無料なことが多いです。

実際に私達が利用した際、990円かかるはずだった送金手数料が無料でした。

これは時期にもよるかもしれないので、利用される際にはしっかり確認してください。

ちなみに受取手数料等、他の手数料はかかりません。

4.ウエスタン・ユニオンで現金を受け取るまでの流れ

私が利用したのは、自分で送金→自分で受取という形です。(送金人=受取人)

日本にいる家族に送金してもらって、自分で受け取るという形でも問題ありません。

4−1.手続きに必要なものを準備

ウエスタン・ユニオンを利用して送金する場合、送金人はマイナンバーカードを準備してください。

アルゼンチンに持ってきていない場合は、自分で送金して自分で受取はできません。

ご家族・友人に送金してもらって、アルゼンチンで受け取ってください。

4−2.ウエスタン・ユニオンのアプリをダウンロード

下記よりダウンロードしてください。

Western Union – Apple store
Western Union – Google play

4−3.利用者情報を登録

アルゼンチン、ウエスタンユニオン

まずは利用者情報を登録します。

ポイントは下記3つです。

  • 受取人の国はアルゼンチン
  • 名前や住所は英語で入力
  • 本人確認書類と一致する情報を入力

その後、本人確認書類の提出があります。
パスポート、運転免許証、マイナンバーカードのいずれかをスキャンします。

そして、マイナンバー確認書類の提出があります。
マイナンバーカード、通知カード、住民票(マイナンバー記載あり)のいずれかをスキャンします。

厚みチェックもあるので、日本にいる家族に写真撮って送ってもらう…は残念ながらできません

すべて終わると、ウエスタン・ユニオン側で登録内容のチェックが行われます。

最大3時間かかると記載されていましたが、私のときは1時間で済みました。

4−4.送金処理

送金処理はメニュー画面の「送金」より行います。

手順は大きく分けて3つです。

  1. 送金設定
  2. 自身の口座からウエスタン・ユニオンの口座へ振込
  3. 振込完了通知

①送金設定

アルゼンチン、ウエスタンユニオン

送金したい金額を入力すると、ウエスタン・ユニオン独自レートでのアルゼンチンペソ金額が表示されます。

受取方法は現金受取を選択します。
もう一方の選択肢である「銀行口座」は、アルゼンチンペソに紐づく口座しか指定できません。

支払方法は銀行振込を選択します。
日本にいるご家族や友人に送金してもらう場合は、コンビニ支払いでも構いません。

続いて受取人の情報を入力します。
私達はブエノスアイレスで受け取ったので、州も都市もブエノスアイレスと入力しました。

  • 受取人名…自分の名前(英語)
  • 都市
  • 取引目的…旅費
  • 資金源…貯蓄
  • 受取人との関係…家族(本人は選べないため)

その後、送金管理番号(MTCN)が表示されますので、メモしておきましょう。
現金を受け取る際に必要になります。

②自身の口座からウエスタン・ユニオンの口座へ振込

送金設定完了後、ウエスタン・ユニオンの口座が表示されるため、表示された口座に振込を行います。
(自身の利用している銀行のネット振込をします)

この振込は6日以内に行わないと、自動キャンセルされます。

③振込完了通知

ネット振込が終わった後、ウエスタン・ユニオン側で受取が確認されると、メールが届きます。

このメールが届けば、ウエスタン・ユニオンの店舗に行って、アルゼンチンペソを受け取ることができます。

4−5.ウエスタン・ユニオンの店舗で現金受取

店舗で現金を受け取る際には本人確認書類(パスポート)送金管理番号(MTCN)が必要です。

また、滞在中の宿の住所も聞かれました。

アルゼンチンペソのお札は最大金額が1,000ARSなので、おそらくものすごい量の札束が渡されることになります。

店舗からの帰り道にスリ等にあわないようにご注意ください。

私達のときは約270枚の札束が来ましたが、お札カウンターの機械に通してくれるので、金額チェックは安心でした。

5.ウエスタン・ユニオン利用時の注意事項

5−1.あまりにも大きな金額を送金しない

アルゼンチンのATMでは常に現金不足で、希望通りの金額が引き出せないことが多々あるようです。

ウエスタン・ユニオンはヨーロッパの人が多数利用しますので、同様に現金が不足することがあります。

ウエスタン・ユニオンの店舗の現金が少ない場合に、送金金額が大きいと受け取れない可能性があります。

ウエスタン・ユニオンの店舗のGoogle mapsの口コミを見ると、「いくらまで受け取れた」という口コミが書かれていることがありますので、そちらもチェックして送金金額を決めましょう。

5−2.現金受取はなるべく早い時間に行く

特に大きめの金額を送金する場合は、なるべく早い時間にウエスタン・ユニオンの店舗に行きましょう。

夕方になるほど、店舗から現金がなくなっていきます。

私の滞在している宿の近くの店舗では、開店の1時間半前から人が並んで待っています。

吹き出し用_夫

ちなみに、私は15:00頃に行って約27万ARSを受け取れました。
店舗の現金が足りるかどうかは金額と運にもよります。

6.まとめ

アルゼンチンで現地通貨を入手するのは、他の国より難しいです。

特に入国前に米ドルを用意できないと、絶望的な気分になります。

そんなときはぜひ、ウエスタン・ユニオンの海外送金サービスを利用してみてください。

米ドルをブルーレートで両替するのと変わらないくらいの安さで、アルゼンチンペソを手に入れることができます。

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