※この記事にはプロモーションが含まれています。
モンテネグロの首都、ポドゴリツァ(Podgorica)をご紹介します。
モンテネグロといえば、世界遺産の街コトルや、ビーチリゾートのブドヴァが有名です。一方で首都のポドゴリツァは、日本語の情報がほとんどありません。英語圏では「世界一何もない首都」と言われることもあるほどです。
私たちは2023年8月、アルバニアのティラナからバスでポドゴリツァに入り、3泊しました。先に結論を言うと、観光という点では、正直なにもないに等しい街です。わざわざ日本から目指して行く価値はあまりありません。ただ、川がとてもきれいで、自然の多いのんびりした街でした。
この記事では、ポドゴリツァで実際に見たもの、空港からの行き方やアルバニアからのバス、泊まった宿、3泊の費用を正直にまとめます。「モンテネグロに行くけど、ポドゴリツァに寄るべき?」と迷っている方の参考になればうれしいです。
※料金は特に記載がない限り、2023年8月の訪問時のものです。1ユーロ=約160円で計算しています。
1. ポドゴリツァってどんな街?

ポドゴリツァは、モンテネグロの首都で、国内でいちばん大きな街です。とはいえ、首都なのに高いビルはほとんどなく、街なかには公園や並木道が多くて、緑の多い印象でした。
雰囲気は、ラオスの首都ビエンチャンによく似ています。ビエンチャンも「何もない首都」とよく言われる街で、どちらも首都らしい派手さはなく、ゆったりとした地方都市のような空気が流れていました。
■ビエンチャンにも行ったラオスの記事はこちら
2. 正直レビュー:ポドゴリツァは行くべき?
2−1. 観光地としては「何もない」
ポドゴリツァには、コトルの旧市街や城壁のような、ひと目でわかる観光名所がありません。私たちも3日間、特に目的を決めず、街をぷらぷら歩いて過ごしました。中心部はコンパクトで、主な場所は半日もあれば歩いて回れます。
観光目的なら、わざわざ日本から目指して行く必要はないというのが正直な感想です。モンテネグロを旅するなら、日数はコトルやブドヴァなど海沿いの街に使うのがおすすめです。
2−2. でも、川はびっくりするほどきれい

そんなポドゴリツァで印象に残ったのが、街を流れるモラチャ川です。首都の真ん中を流れているとは思えないほど水が透き通っていて、川原まで下りて足を水につけることもできました。

公園も多く、木陰を散歩しているだけで気持ちのいい街です。観光地をめぐるより、のんびり過ごしたい人には悪くないと思います。
2−3. こんな人には向いている
- アルバニアから陸路でモンテネグロに入る人(ポドゴリツァが玄関口になります)
- 長旅の途中で、観光せずにゆっくり休みたい人
- 観光地化されていない、普段の街の空気を感じたい人
3. 実際に歩いた見どころ
3−1. 独立広場

街の中心にあるのが独立広場(Trg nezavisnosti)。噴水とオベリスクがあり、まわりにはカフェやレストランが並んでいます。ポドゴリツァでいちばん「首都らしい」場所です。
3−2. リブニツァ川の石橋と川の合流地点

モラチャ川と支流のリブニツァ川が合流するあたりには、オスマン帝国時代の古い石橋が残っています。川原まで下りられるので、透き通った水を間近で見られます。

3−3. 旧市街スタラ・ヴァロシュの時計塔

石橋のそばの旧市街スタラ・ヴァロシュ(Stara Varoš)には、オスマン帝国時代に建てられた石造りの時計塔があります。周辺はとても静かで、観光客の姿もほとんど見かけませんでした。
3−4. 緑の多い公園

街のあちこちに大きな木の茂った公園があり、真夏でも木陰はひんやりしていました。
このほか、ポドゴリツァには金色のドームが目を引くキリスト復活大聖堂や、郊外のスカダル湖、断崖に建つオストログ修道院など、足をのばせば見どころもあります。私たちは行っていませんが、ポドゴリツァに滞在するなら、こうした場所への日帰りを組み合わせるのもいいと思います。
4. ポドゴリツァで食べたもの

到着した日の夜は、近くのレストランでスープとカツ、ポテトを食べました。2人で16.9ユーロ(約2,700円)です。

2日目の夜は、マッシュルームのクリームソースがかかったカツなどで15.8ユーロ(約2,500円)。ボリュームがあるので、2人でシェアしても十分です。

朝ごはんには、パン屋さんでブレク(パイ生地の総菜パン)を買って食べていました。
4−1. Picerija Ćošak(ピツェリヤ・チョシャク)

3日目の夜に行ったのが、カラフルなモザイクタイルの外観が目を引くPicerija Ćošak。ピザと、揚げパンのプリガニツェを頼んで、2人で13.6ユーロ(約2,200円)でした。

味は正直、可もなく不可もなく。ただ、お店の外観はとても写真映えするので、通りかかったらのぞいてみてください。
5. ポドゴリツァへの行き方
5−1. 日本から:空港はポドゴリツァとティヴァトの2つ
モンテネグロの国際空港は、ポドゴリツァ空港(TGD)と、海沿いのティヴァト空港(TIV)の2つです。日本からの直行便はないので、ヨーロッパや中東の都市で乗り継ぎます。
- ポドゴリツァ空港:イスタンブール(ターキッシュエアラインズ)やベオグラード(エア・セルビア)などから便があります。空港から市内まではタクシーで15〜20分ほど、料金は12〜15ユーロが目安です
- ティヴァト空港:コトルやブドヴァのすぐ近くにある空港。海沿いの街が目的なら、こちらのほうが便利です
- クロアチアのドゥブロヴニク空港:国境を越えてバスでコトル方面へ向かう方法もあります
コトルやブドヴァがメインなら、ティヴァト空港かドゥブロヴニク空港を使い、ポドゴリツァは無理に寄らなくても大丈夫です。乗り継ぎの都合でポドゴリツァ空港に着く場合は、1泊だけして次の街へ移動するのがおすすめです。
5−2. アルバニア・ティラナからバスで(私たちのルート)

私たちは、アルバニアの首都ティラナから長距離バスでポドゴリツァへ向かいました。料金は2人で4,400レク(約7,500円)で、このほかに荷物代が2ユーロかかりました。
「3時間くらいで着く」と聞いていたのですが、実際には7時間もかかりました。道がとにかく混んでいたのが原因で、片側1車線の道が多いため、一度渋滞するとなかなか進みません。時間には余裕を持って移動しましょう。
■ティラナのバスターミナルについてはこちら
5−3. ポドゴリツァからコトルへ

ポドゴリツァから世界遺産の街コトルへは、長距離バスで移動しました。料金は2人で16ユーロ、荷物代が4ユーロです。モンテネグロのバスは、どこへ行くにも荷物代が別にかかるので、小銭を用意しておくと安心です。
6. 泊まった宿
- 宿:市中心部のスタジオアパートメント(15㎡)
- 住所:Bulevar Save Kovačevića 54, Podgorica
- 料金:3泊9,012円(2人分)
- 予約:Agoda
到着したとき、宿のお母さんが出迎えてくれました。ただ、私たちはまだSIMカードを買っていなかったので、宿の人に電話で連絡することができず、最初は少し困りました。幸い、街なかでSIMカードを売っているお店を見つけられたので、なんとか連絡をとることができました。
アルバニアから陸路で入る場合、アルバニアのSIMがモンテネグロでそのまま使えるとは限りません。モンテネグロに着いたらすぐ連絡できるよう、eSIMを事前に用意しておくか、SIMを買えるお店の場所を調べておくと安心です。
ポドゴリツァは物価が安めで、中心部のアパートでも3泊で1万円以下に収まりました。
7. ポドゴリツァ3泊でかかった費用
| 項目 | ユーロ | 円(目安) |
|---|---|---|
| 宿代(3泊) | 56.4 | 9,012円 |
| 食費(3日分) | 50.09 | 約8,000円 |
| 合計(滞在費) | 106.49 | 約17,000円 |
2人で3泊して、滞在費は約17,000円。観光にお金を使う場所がほとんどないので、滞在費はかなり安く済みました。このほか、ティラナからのバス代(約7,500円+荷物代)と、コトルへのバス代(20ユーロ)がかかっています。
8. 海外旅行保険の準備も忘れずに
ポドゴリツァへのバスのように、バルカン半島の陸路移動は予定どおりに進まないことも多く、思わぬトラブルが起きがちです。私たちは旅の保険としてSafetyWingの「Nomad Insurance」を利用していて、短期・長期どちらの旅行者にも使いやすく、幅広くカバーしてくれる点が心強かったです。値段も1日2ドルほどからと手頃なので、旅の準備と合わせて入っておくのがおすすめです。
コード「MUNEYUKI」を使うと、カメラなど電子機器の盗難補償が8週間無料になる特典もあります。SafetyWingのNomad Insurance購入ページに表示される3つのカメラアイコンのどれかをタップして、コードを入力するだけ。旅の写真をたくさん撮りたい方にぴったりの特典です。

9. まとめ
ポドゴリツァは、観光名所という点では正直「何もない」首都です。わざわざ日本から目指して行く必要はありません。ただ、透き通った川や緑の多い公園があり、のんびり過ごすにはいい街でした。
アルバニアから陸路で入る人や、乗り継ぎで立ち寄る人は1〜2泊にして、日数はコトルやブドヴァなど海沿いの街に使うのがおすすめです。
■バルカン半島の記事はこちら
【ティラナ】成長真っ盛り!アルバニアの首都の見どころ・グルメ・交通情報をご紹介
アルバニア旅行の費用は?20泊21日、2人で16.7万円【世界一周費用】
ドゥブロヴニクの観光スポット・交通情報をご紹介!ドゥブロヴニクカードの詳細も!




コメント