ベトナムから始まった私たちの世界一周も、ネパールでついにアジア8ヶ国を走り抜けました。次はいよいよアジアを飛び出してトルコ(アナトリア地方)へ。
ここで一区切りとして、ベトナム・カンボジア・タイ・ラオス・マレーシア・インドネシア・インド・ネパールの8ヶ国、合計100泊101日でいくら使ったのかをまとめて振り返ってみようと思います。結論から言うと、2人合計で1,049,440円でした。1ヶ国ずつの記事では見えてこなかった「国によってこんなに違うんだ」という発見がいろいろあったので、これから世界一周や、アジアだけを長期バックパッカー旅行で周りたいと考えている方の参考になれば嬉しいです。

アジア8ヶ国の旅程一覧
訪れた順番と滞在期間はこちらです。タイだけ、間にラオスを挟んで2回に分けて訪問しました(チェンライからラオスへ陸路で抜け、ビエンチャンから電車でバンコクへ戻ってくるルートだったため)。
| 順番 | 国 | 主な都市 | 泊数 | 記事 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ベトナム | ハノイ/ドンホイ/フエ/ホイアン/ニャチャン/ホーチミン | 15泊 | ベトナム編 |
| 2 | カンボジア | プノンペン/シェムリアップ | 4泊 | カンボジア編 |
| 3 | タイ(1回目) | バンコク/スコータイ/チェンマイ/チェンライ | 9泊 | タイ編 |
| 4 | ラオス | ルアンパバーン/バンビエン/ビエンチャン | 10泊 | ラオス編 |
| 5 | タイ(2回目) | バンコク/プーケット | 10泊 | タイ編 |
| 6 | マレーシア | ペナン/クアラルンプール/マラッカ | 10泊 | マレーシア編 |
| 7 | インドネシア | ジャカルタ/ジョグジャカルタ/イジェン・ブロモ/バリ(ウブド) | 15泊 | インドネシア編 |
| 8 | インド | デリー/ジャイプール/アグラ/バラナシ/ガヤ/コルカタ | 15泊 | インド編 |
| 9 | ネパール | カトマンズ/ポカラ | 12泊 | ネパール編 |
💡 タイだけ2回に分けて訪問
チェンライから陸路でラオスへ入り、ビエンチャンから電車でバンコクへ戻ってくるルートだったため、タイは「1回目9泊」と「2回目10泊」の合計19泊に分かれています。表の順番が9段あるのはこのためで、国の数は8ヶ国のままです。
8ヶ国の総額比較:予算 vs 実際
まずは1ヶ国ずつの「予算」と「実際」の総額(2人合計)を並べてみました。

こうして並べると、インドの突出っぷりが一目瞭然です。ツアーパックを利用したこともあり、8ヶ国の中で唯一40万円を超えています。逆に、ネパールは唯一「予算より安く済んだ」国でした(1,092円のお釣り)。タイとラオスもほぼ予算どおりで、この2ヶ国はかなり精度高く見積もれていたことになります。
⚠️ 「実際」の金額には次の国への航空券代が混ざっている国があります
マレーシア(クアラルンプール→ジャカルタ 20,730円)、インド(コルカタ→カトマンズ 38,373円)、ネパール(カトマンズ→アンカラ 123,260円)の3ヶ国は、次の国へ移動する国際線の航空券代を「出発する側の国」の実際の金額に含めています。特にネパールは現地滞在費だけなら45,408円(予算よりお釣りが出た唯一の黒字国)ですが、トルコへのフライト代を足すと168,668円まで膨らみます。1ヶ国ごとの内訳は各記事で詳しく説明しているので、気になる方はそちらもあわせてご覧ください。
アジア全体でいくら使った?
8ヶ国をぜんぶ足すと、こうなりました。
アジア8ヶ国合計(2人分)
1,049,440円
100泊101日/1人あたり524,720円/1泊1人あたり約5,247円
日本からベトナムに向かう最初の航空券や、国どうしをまたぐ移動の航空券代もぜんぶ含めた、正真正銘の「アジア区間」の実費用です。1泊あたりにすると2人で1万円ちょっと、1人だと5,000円強。ホテル・食事・移動・観光をぜんぶひっくるめてこの金額なら、思っていたよりずっと現実的な数字ではないでしょうか。
1人1日あたりの宿代・食費で比較する
国ごとの物価差がいちばんわかりやすいのが、1人1日あたりの宿代と食費です。

宿代がいちばん安かったのはカンボジア(236円/日)。ただしこれはシェムリアップの宿を楽天ポイントで宿泊したためで、実勢価格で計算すると1泊45〜59USD(3泊で135〜177USD)相当のホテルだったので、実質的にはかなりお得に泊まれていたことになります。逆にいちばん高かったのはタイ(991円/日)。2回に分けて訪問し、バンコクやプーケットなど物価がやや高めのエリアに滞在した日数が多かったことが影響していそうです。
食費でいちばん高かったのは、意外にも宿代最安だったカンボジア(1,131円/日)。宿代を浮かせた分、食事にお金をかけられていた、と見ることもできます。逆に食費がいちばん安かったのはインドネシアとネパール(ともに532円/日)でした。
💡 インドの宿代だけ比較できない理由
インドは治安面の不安から現地の旅行代理店にツアーを依頼したため、宿泊費と交通費が「宿代+交通費」として合算計上されています。そのため他国のような1人1日あたりの宿代だけを切り出すことができず、上のグラフからは除外しています。詳しくはインド編をご覧ください。
8ヶ国の滞在日数の内訳
100泊のうち、どの国にどれくらい滞在したかも見てみましょう。

いちばん長く滞在したのはタイ(19泊、全体の19%)、次いでベトナム・インドネシア・インドがそれぞれ15泊。逆にいちばん短かったのはカンボジアの4泊で、シェムリアップのアンコール遺跡群を中心にかなり駆け足の滞在でした。
8ヶ国、それぞれの思い出
数字だけだと味気ないので、各国での印象的だった出来事も少しだけ振り返ってみます。
- ベトナム:ハノイからドンホイへ向かう夜行バスで、専用のバスターミナルが無く、降りる場所を自分でGoogleマップにピンを立てて把握しておかないと降りそびれる、という洗礼を受けました。アジア周遊のスタート地点らしい、忘れられない体験です。(ベトナム編)

- カンボジア:シェムリアップで泊まったBunwin Boutique Hotelは、楽天ポイントを使ったので現金支出はほぼゼロ。ポイント活用でグレードの高い宿に泊まれることを実感した滞在でした。(カンボジア編)

- タイ:チェンライで白い寺(ワットロンクン)からの帰り道、バス待ちに疲れていたところをたまたま通りかかった子連れのトゥクトゥクに相乗りさせてもらいました。現地の人が運賃交渉までしてくれて、みんなハッピーな時間に。(タイ編)

- ラオス:バンビエンでは「時間があまりにもゆっくり流れていた」というのが率直な感想。チュービングも、川の流れが遅すぎて船に引っ張ってもらうことになりましたが、それはそれで最高でした。(ラオス編)

- マレーシア:クアラルンプールで人生初のモスク訪問。訪れる前は少し身構えていたイスラム文化でしたが、実際に足を運んでみると美しい建築と丁寧なマナー文化に感銘を受け、イメージが大きく変わりました。(マレーシア編)

- インドネシア:当初予定していなかったイジェン火山・ブロモ山ツアーに急遽参加。予定を柔軟に変えられるのも、フリープランの旅ならではです。(インドネシア編)

- インド:当初は53日間かけて周遊する予定でしたが、初日にして自力での行程消化を断念し、現地の旅行代理店にツアーを依頼。「代理店に出会えたことがこのインド旅行を無事に終わらせられた一番の収穫」というのが率直な感想です。(インド編)

- ネパール:カトマンズでまさかのコロナ感染。ほとんど観光できないままホテルで隔離生活になりましたが、加入していたSafetyWingの迅速な対応でストレスなく病院を受診できました。旅先での保険のありがたみを痛感した出来事です。(ネパール編)

まとめ:アジア8ヶ国、合計104.9万円
ベトナムからネパールまで、8ヶ国・100泊101日・2人合計1,049,440円。1泊あたりにすると2人で1万円ちょっとという結果になりました。国によって物価も旅のスタイルもまったく違いましたが、どの国も「1人1日あたり1,000円台」に収まる範囲でしっかり旅ができることが、数字にしてみてよくわかりました。
次はいよいよアジアを飛び出して、トルコ(アナトリア地方)へ。引き続き、1ヶ国ずつの費用をレポートしていきます。お楽しみに。


コメント